第23回 ハイテクハーフマラソン

 

 

毎年恒例の正月明けガチ大会「ハイテクハーフ」

だらしない正月を過ごすと酷い目に遭うという大会。

 

今大会もエントリー時は絶好調だった。

やっと故障が完治して走った10km大会より約1ヶ月。

アオタイ後は長距離練習は避けて、短い10kmを4分30秒/kmのペース走練習を繰り返した。

 

 

 

ふくらはぎを使って蹴る走り方だと肉離れを起こしやすいので、フラットに着地して太ももの力で弾むように走った。

 

シューズはメタスピードエッジ。

 

ソールはそれほど厚くなく反発力が強い。

ピッチは200以下になりストライドが伸びた。

本番では温存していたふくらはぎを思う存分に使って、ガシガシとアスファルトを蹴るソーティマジックPRを選択。

 

初めて走ったハーフマラソン大会は2015年12月の足立フレンドリー。

同月上旬にフルマラソンを3時間5分で走った割には楽に90分切りでゴールした。

 

2017年に初めてハイテクハーフを走ったタイムは85分。

6年前と言えばサブスリーを2大会連続で出した絶好調のシーズンだった。

2019年は86分43秒、2022年は87分11秒と年を追うごとに遅くなっているという(笑)

今大会の目標は、故障明けでろくな練習をしていないので90分切れれば良しとした。

 

木曜日からジョグに切り替えて疲労抜き。

背中には最近流行のゲン米背負って。

ゲン米とは、マイフレンドのゲンさんが練習で重りを背負ってジョグしていたので命名(爆

さすがに6kgは重すぎるので、2.25kgの重りを小さいリュックに入れています。

 

体重も体脂肪も走っていなかった3か月間よりかなり落ちた。

 

 

 

ゆっくりとジョギングしていたら突然左足が痺れて痛くなってしまった。

近所の治療院にて鍼治療をしてもらい良くなりました。

 

グルテンフリーのトミーミューズリーと食パン。

やっと炭水化物を解禁。三日間辛かった(笑)

 

春はあけぼの・・・と思わせるような素晴らしい景色に魅了された。

多摩の横山も遮るものはなにもなく、仰ぎ見れば真っ白に冠雪した富士の高嶺。

こんなに素晴らしい環境でランニングが出来て本当に幸せ。

 



大会当日の朝食はご飯に納豆&生卵と豆腐の味噌汁。

極力、食物繊維を少なくして乳製品は摂らないようにした。

 

新年会も兼ねてマイフレンドがたくさん集まりました。

 

 

 



雲も風もない穏やかに晴れ渡った荒川の河川敷。

恐らく過去の大会でこんなに素晴らしい天候になったのは初めてだと思います。

気温はスタート時で7℃、ゴール時点でも13℃前後で絶好のマラソン日和!

 

荷物を預けてスタート位置に整列。

今大会は4つのウェーブになるスタート。

といっても速いタイム順ではなくて、第一ウェーブは陸連登録の部、第二から第四は申し込んだ順?

 

静岡県から遠征の圭太くんと一緒に第二ウェーブスタート。

ふくらはぎの故障明けからスピード練習を繰り返してめちゃくちゃ速くなった。

目標タイムは80分切り。練習内容からは余裕だと思ったよ。

一緒にスタート位置に並んだけど、タイム差が有りすぎるので前に行って頑張れ!とエールを交わした。

 

ウェーブ内ではゴール予想タイム別にプラカードがある。

90分のカードに並ぶけど、後方からのウェーブスタートには70分のランナーもいる。

 

10分間隔のウェーブスタートでも、直ぐに後方のウェーブスタートからの速いランナーに抜かれるというシステム。

 

第四ウェーブスタートになった仲間は、前走者を抜くのが大変。

 

アオタイ後は長い距離を走ってないので、何処まで脚が上がるか不安なスタートだった。

軽くジャンプしたり、足を回して心拍数を上げた。

 

とりあえず、折り返しまで410前後のペースで走って、残りは追い風の力を借りて420で走ろうとスタート‼️

 

スタートロスは少なく、フォアフットでソーティマジックの爪の音が響く。

 

 

小さな集団の中にいたことで、入りのラップは406!

いすみのスタートより10秒も速いけど、特に呼吸が苦しくなかった。

 

「ランスマ」に出演している芸能界最速女子ランナーの福島和可奈さん発見!

シューズがホカだったからファンランかな?

 

綺麗なフォームで颯爽と走ってるから、風避けにして貰ったよ(笑)

このペースで折り返しまで走れるぞ!って思ったけど、さすがに5km過ぎから苦しくなった。

 

6kmラップは415になり、このペースを維持するのに必死(笑)

 

フォアフットの蹴りもふくらはぎが疲れて力が入らない。

踵付近で着地したり、フォアフットで着地したりしていた。

 

和可奈さんのペースが落ちて抜き去る。

9km先からは土手に上がる緩く長い坂道があるのを見越してペースダウン。

坂を駆け上がって10kmラップは424に落ちた。

 

土手上を少し走ってから下り、折り返しの電光掲示板のタイムを見て90分切りは諦めた。

45秒しか貯金がなかった。

 

再び土手を駆け上がり、11kmラップは420で更に諦め感に拍車がかかった(笑)

 

土手下へ下る坂道で呼吸を整えて再びエンジン点火(笑)

 

12kmラップが412まで復活‼️

追い風の恩恵と前走者との競り合いで16km まで415前後のペースで走れた。

 



17kmまで粘りたかったけど、故障した左脚が上がらずペースダウン。

やっぱり故障の影響はまだ残っていた。

 

 

ラップタイムは激落ち。

でも、良く計算してみると案外と90分切れると分かった。

 

呼吸を整えて420前後のラップで走り、20kmの看板を見て気がついた。

ハーフマラソンは21kmじゃなかった(笑)

 

慌ててダッシュ

 

 

 

何とか415で駆け抜けて、ネットタイムで90分切りに成功!

 

 

 



 

 

 

フォアフットで走ったのは3分の1もないくらいだったので、ふくらはぎも去年のような激しい筋肉痛にならずに普通に歩けた。

 

すぐに荷物を取りに行きお玉湯へ急ぐ。

早く行かないと芋洗い状態の戦場と化す(爆)

45℃近くあるので、ちょっと浸かっては冷水に入ること数回繰り返した。

 

小腹が減ったので景品のランチパックを一気食い(笑)

 

 

この大会は山崎パンがスポンサーなので、毎年ランチパックが貰えるよ。

基本ラインからちょっと外れた変わり種を見つけたのでゲット。美味しかったです♪

 

疲労も抜けて予約しておいたココスで新年会だぜ!

 

 

ご飯を少なめにして、この巨大なパフェが食べたかった(笑)

 

ココスと言えばスウィーツね♪

赤羽駅の周辺にはたくさんの居酒屋はあるけど、コロナだし店内は騒がしいし、メニューがたくさんあるファミレスが一番。

 

大会を振り返って。

ようやく8割ほどの力が回復してきた。

平均ペース4′15″/kmで走れるとは夢にも思わなかった。

折り返してからは何度も諦めてしまったが、意外にも貯金があって余裕を持って走れていた。

 

フォアフットでガシガシと走るようになるまではならなかったけれど、結果としてどこにも痛みがなく完走出来たよ。

 

マイフレンドのみんなも絶好のマラソン日和の中、少ない練習時間の中で素晴らしい走りを見せてくれました。

 

運営の方はランネットの評価を見る限り決して良くはなかったね。

過去の大会のように、上流コースと下流コースに分けて、申告タイム順にスタートさせれば日本一危険なハーフマラソンにならなかっただろうに。

 

完全に閉鎖されていない河川敷、明らかに容量オーバーとなったコースで衝突がなかったのが不思議なくらいだった。

 

とても素晴らしい大会なので、来年は改善してくれることを望みます。