手に職を付けたいという思いから測量業に。
それからもう少しで30年。
一つの事に拘るのが好きな性分。
学生時代のアイロンかけのバイトが「職」への入り口だった。
時間に追われず丁寧に仕上げる。
バイト先の社長もそんな人柄だった。
時間に左右されない気ままに仕事をこなしてゆく。
自分が納得するまで費用抜きで解決に導くよう努力する。
休むときは休む。
そんなスタイルでこの仕事を続けて来れたのも、金銭面では余裕があったから。
東日本大震災後は何か変わっただろうか。
絆やら助け合いやら聞こえが良い言葉が並んだが。
平成から令和へと改元されたが、時間に追われ心を休める時もないような時代。
性格と能力は数値化され、分刻みで生産性ばかりが強調されるようになった感がある。
焦らずに自分らしく周りに流されず歩んでみたら、もう少し違った世界が見えるかもね。
55年という歳月の中で何度も自分をリセットしてきた。
今年も自分らしく楽しくも苦しみながら走って行きたい。
結局、仕事より今年もマラソンかよ!(笑)