第27回大田原マラソン〜二人の先生の熱き戦い〜

「自己への挑戦状!」

この文言に引き付けられ、一人の小学校女教師がエントリーボタンをポチした。

去年の秋に皇居で初めてお会いした時の印象は、可愛いファッションをした普通の女性だった。
運動の経験は全くなく、ダイエットにもなるし気軽にランニングを楽しんでいる印象だった。
5人で皇居をおしゃべりしながら楽しく2周走ったこの記憶が、私と彼女のその後を大きく変えることになったような気がする。

私が初めてガチで走った翌月の湘南国際10kmレースは43分で完走したが、彼女は12月の足立フレンドリー10kmレースでなんと50分で完走。この大会は彼女にとって初めてのレースだったと後で知った。
因みに私の初10kmレースのタイムは57分。信じられないこのタイム差!歳の差20の違い?(笑)

その後の彼女の生活にはマラソンと切っても切れない関係になり、翌年の徳島マラソンを完走してしまった。タイムは4時間ちょとであったが、後方スタートであったので、かなりタイムロスしてしまったようだ。
ロスがなければ間違いなく4時間は切れていたことでしょう。
そんな悔しい涙を流し、素晴らしいランニング仲間にも囲まれて、2回目のフルマラソンで必ず4時間切ってやる!!ガォ!!って勢いでエントリーしたのだ。

制限時間は4時間。市民マラソン大会でこのような厳しい制限時間を設けているのはこの大会くらいでしょうか。
同日開催のつくばマラソンならば、フラットなコース設定なので確実に4時間切れるにもかかわらず、下って上る厳しいコースを選択したのはやはり「自己への挑戦」だからでしょう。

一緒に練習すること数回。去年と明らかに異なっていたのがフォーム。完璧なフラット着地になっていて驚いた。
スタミナを温存させて後半ペースを上げるのに最適なフォーム。聞けば専属のコーチにお願いして練習しているとのこと。
何故そこまで?なんでそんなにのめりこむの?いやいや、それはお互い様だよね(笑)
ラソン=自己への挑戦。コツコツ練習したご褒美が記録で評価される。
辛く過酷な真夏の練習でも、楽しく走る気持ちを忘れることなく11月23日を待ち望んだに違いない。


天気は絶好の行楽日和。
ということで今回も私は旅ラン(笑)
都心では秋の足音が聞こえるような陽気だが、開催される大田原の最低気温は大会前日には氷点下となっていた。
紅葉が見頃な日光をレンタルサイクルで観光し、宇都宮餃子を腹一杯食べる旅ランとしたよ。

湘南国際マラソンでずり剥けた足裏の皮は完璧に治ったが、指の付け根が微妙に痛み、履き慣れない革靴を履いて痛めた右足の甲は完治せず、つくばにエントリーしたラン友さんと、皇居を軽く2周走った練習しかしていない。棄権も視野に入ってしまったが、紅葉も見頃なので、ゆっくりでも完走出来れば良しとしようと、徐々に前向きになり旅支度をした。
大会前日の朝、JR新宿駅から日光号に乗った。

ホームに入線した車両はJRの特急車両。スペーシアに乗りたかったのに。
途中から東武日光線を走るので、当然東武車両のスペーシアに乗れると思ったんだよ。
まぁ、乗ってしまえば車窓からの風景は変わらないからねぇ。スペーシアの車両は少ないからか。



日光号




アイスは必ず食べるよ




絶好の観光日和となった三連休初日。全席指定の車両は満席にならず、ちらほらと空席が目立つ。
青い目の人達も日光へと向かうのね。
雲ひとつない真っ青な空と、少しばかり色付いた景色を見ながら今日の観光予定を考える。無難に東照宮かな。
約2時間でJR日光号は「東武日光駅に到着。「JR」日光駅は「東武日光駅と200mも離れていない。JR日光線の保線が最悪なので、特急電車を走らせられないのでしょう。



東武日光駅


駅前は観光地駅らしくとても賑やか。外国人観光客の多さに驚いた。レンタル自転車屋を探したが、駅周辺にはないとのこと。



JR日光駅




大正時代に造られた歴史ある駅舎



紅緒さんが笑顔を振りまいて待っているかのような待合室



駅前は閑散としていた。JR横須賀駅京急横須賀中央ほどの激しい差はないけど。
都心から遠くない場所にこれだけの素晴らしい駅舎があるのだから、是非とも特急電車をJR日光駅に乗り入れて欲しい。

スーツケースをロッカーに入れて観光マップを貰い、歩いて東照宮へ向かう。
通常のルートは面白くないので裏道を歩き、しばらく歩くと川の流れる音がした。上流は華厳の滝だ。





華厳の滝から流れる大谷川。だいやがわという。水は透き通り触ると刺すような冷たさ。河原には野兎がいるのか、ところどころにウサギの糞が落ちている。場所は異なるが「のうさぎと母さん」を思い出した。




世界遺産日光社寺への入り口



傍の食堂にてランチ

食後のデザートはマロンケーキ。古びた建物で洋食はちょっとミスマッチかな。





裏手にある駐車場の紅葉も見事だった。



満腹になって日光橋を渡り、世界遺産にも指定された日光社寺へと向かう。



現在改装中の輪王寺




27年前の輪王寺

二十歳の頃、中央に写っている自転車に乗り、真夏のいろは坂を登って中禅寺湖まで走った。





拝観料の高さに絶句!こんなに高いのにパンフレットさえない。



ご神木である杉を避けて売店が建築されている




JR日光線に乗り宇都宮駅に到着。駅の目の前にあるビジネスホテルにチェックインし、かなり歩いて足が棒のようになったので、スマホで温泉を検索し早めに入浴して疲れた脚を揉み解した。

夜食は当然、宇都宮餃子!一度は食べたことはあるが、何件か店をハシゴしようと思い、餃子マップを片手にして夜の街を歩き回る。
色々な種類の餃子を堪能し、最後はスタミナにチャレンジしたが、ニンニクが強烈で腹を壊してしまった。


カーボローディングでなく餃子ローディング(笑)



中々熟睡できず、目覚ましが鳴る前の5時に目が覚めた。そしてまたトイレ(笑)
コンビニでおにぎり2個とサンドウィッチ、お決まりのようになったブリトーのチーズを食べてまたトイレ(爆)
なんとか出切ってくれて助かった。

時間どおりに電車に乗ったら、座席は全てランナーだった。湘南国際マラソンのような混雑は全くないが、コスプレ禁止なストイックな大会なので皆さん無言。隣の男性ランナーは靴下を脱いでテーピングしているし。私もつられて靴下を脱ぎ、ホテルで貰ったガムテープをマメ防止で貼りつけた。「大田原ですか?」と声を掛けたが、「そうです」の返事を頂いた私はその先の言葉が出せなかった・・・。なんて緊迫した車内なんだ!!
最寄駅の西那須野に到着し会場行のバスに乗った。バスは殆ど待たずに乗れたよ。なんと観光バスだった。

会場に到着し受付を済ますと、格闘技が趣味なラン友さんと合流。彼とはしまだ大井川で一緒に走ったのだが、残念なことにリタイヤしてしまった。大田原は彼の地元なので、今回は是非リベンジしてもらいたいという気持ちを込めて握手した。

天気は無風で快晴。絶好のマラソン日和になった。因みに、私が出場した全ての大会で雨は降ったことがない。晴れ男だ!
続々とランナーが到着し、ようやく彼女の姿を発見。この荒武者しか来ないような恐ろしい大会に、か弱い女子が一人で歩いて来て、私が声を掛けたらとても嬉しそうだった。


受付会場の体育館



大田原を完走するための練習会(プロジェクトK)は皇居を2回、奥多摩コースを1回一緒に走った感想は、徳島マラソンよりも走力は確実に上がっているから必ず4時間は切れる。後半辛抱して失速しない限りは。
練習会といっても大した事は教えていない。私自身がマラソンの経験は少ないから。フルマラソンは2回しか走っていないし。
彼女には楽しく走ってもらうことを重視した。おしゃべりしながらも徐々にペースを上げてゆく練習。夏場の辛い練習を乗り越えた奥多摩では、少し厳しいかな?と思ったが、キロ5分30秒を維持するペース走を行い、無事に練習を終えた彼女の顔には満足感に満ちていた。一緒に並んで走って励ましの声を何度も掛けて頑張って走れたので、大田原でも同じように並んで走る予定だったが、生憎私の足の具合が悪く、もしかしたらまた途中棄権するかもしれないと告げた。
内心、私が傍にいなくても一人で羽ばたく力はあると感じてね。

さぁ、出番だよ、先生!と別れの声を掛けて、薄い雲が広がるグラウンドへと向かい軽くアップをしてみると、やはり足の甲に痛みが走る。靴紐を脱げない程度にかなり緩めて再び軽くジョギング。なんとか走り切れそうだ。

シューズは勝負靴のターサーではなく練習用のスカイセンサーを選択。スピードは出せないが、甲高なのと指先のクッションが効いて指の付け根を痛めない。




アップの風景



陸連登録してある彼女は先頭からのスタート。
私はいつリタイヤするか分からないので、今回は完走出来れば御の字という気持ちもあり、最後尾から号砲を待つことにした。




同日行われたつくばマラソンには、去年皇居を一緒に走ったママさんランナーも出場している。
3時間15分を切れば国際ランナー。私達二人は、彼女の背中を追い求めて今まで走り続けていた気がする。
仕事と家事と育児、そしてTOEIC930点以上を目指している才女。自己ベストを9分縮めるため、相当な苦労をし臨んだつくばマラソン奥多摩で鍛えられた脚は競輪選手のような逞しさだった。二人ともタイムよりベストを尽くせ!!

トラックを半周して一般道へ出る。最後尾からのスタートなので、1kmラップに7分以上費やした。
約23kmが下り基調のコースで残りは逆に延々と緩やかな上り坂に設定された大田原。
下り坂といっても実感しない程度の坂道。しかし、時間が経つにつれて風が強くなり、快晴だった空もかなりの雲が立ち込め、風が吹いて肌寒く感じた。
ペースを上げるよりもペースを落とすことと心拍数に注意しながら、晩秋の長閑なライスロードと呼ばれる道をキロ4分40秒前後で気持ち良く走る。
風が冷たいので汗は殆ど出なかったが、給水所は全て寄ることにした。
10kmの通過タイムは50分43秒。出だしのロスを除けは心拍数も上がらない良いペース。心拍数は150を超えていない。
片側一車線の道路の半分しかマラソンコースとして使用していないので、参加者は少ないがかなり混雑していた。
耳に入ってくる音は、ランナーの呼吸音や着地音よりも風がゼッケンを揺らす音が凄く、中には集団的自衛権のどうのこうのとか、一票の格差のどうのこうのとか。このペースで大きな声で議論出来るなんて信じられない!
格闘家ランナーさんから貰ったクリーム大福をムシャムシャ食ったよ。とても美味しかった。

20km通過タイムは1時間37分4秒。右足の甲は痛くないが、右足の指の付け根がジンジンと鈍い痛みが出るようになった。
ガムテープのお蔭でマメが出来ている感じはないが、靴紐をかなり緩く締めたので、着地と蹴りの時に無理な力を出してしまっているようだ。



この時点ではとても元気だった

そろそろ彼女に追いついても良さそうな距離を走ったのに全く見当たらず。折り返し地点ですれ違うランナーの中を探したがいないよ。かなりよそ見して走ってしまったから見逃してしまったようだ。

23km表示からやや緩い上り坂になり始めた。心拍数は160を超えてなく、まだペースを落とすには早いと判断し、前のランナーを抜きにかかる。

25km地点からは強烈な冷たい向かい風をまともに受け初め、楽に気持ち良く走ったペースがみるみるダウンし始める。
他のランナーのゼッケンは飛ぶは帽子が転がるはで大変!帽子とゼッケンを拾ったりで忙しかった(笑)

上り坂と那須連山から吹き降ろす冷たい風。足の甲も断続的ではないが強烈な痛みが襲い、またしてもリタイヤの4文字が頭に浮かぶ。
なんとか30kmを走り切ってのタイムは2時間24分58秒。心拍数は高くないが、風が強く前へと進む力を削ぐ。
仕方なくペースをさらに落としたが脚を止める悪い癖がでてしまい、ついに35km地点のエイドで小休止した。
辛すぎる。歩きたい。練習で走っている野川コースを2周すれば終わりなんだと言い聞かせて再度スタートした。

37km地点でペースを上げようと試みたが、500mも走らないで体がふらつき始めた。ブラックアウトしたか。
最後の給水所で倒れこむランナー。駆け寄るスタッフ。
とそこへ「ないよないよ!」と聞き慣れた声が!なんと!格闘家のラン友さんではないですか!
手を振った私の脚にはまたゴールを目指す力が戻った・・・・気がした。
すぐに脚が動かなくなり立ち止まってしまい、スペシャルドリンクを飲んでいた彼に抜かれてしまった。



言葉に表せられない苦しさ




気力を振り絞って徐々にペースを上げて、トラック入り口までの残り500m地点でようやく追いつき「頑張って!」と声を掛け、トラックに入ったら倒れても構わないと覚悟し、最後のラストスパートはキロ4分26秒でゴール!!


いつものヨッシャーの雄叫びもなく、ヘナヘナと水と参加賞のTシャツを貰い、彼女を迎えに何度も足がつりながらトラック入り口まで歩いた。
辛すぎるこのコース。倒れていた人は何人もいた。吐いていた人も。最後のトラックダッシュで見た光景は凄まじく、綺麗な若い女性ランナーの口からは透明な液体が噴出していた。。。大丈夫か先生は。

つくばマラソンを走ったラン友さんからゴールしたぜ!のメッセージが届いた。彼女が目標としていた3時間15分には及ばなかったが、またしても自己ベストを更新。素晴らしいナイスファイト!っと喜ぶのと同時に先生が中々現れない。
4時間まで残り1分。どうした先生?!

残念ながら制限時間内にゴールラインを超えることはできなかった。33km地点で彼女は収容されていた。原因は月1回来る腹痛に襲われて、歩くのもやっとの思いで33km地点まで辿り着いたそうだ。
42.195km。何が起こっても不思議なフルマラソン
運動経験のない彼女がマラソンという競技種目に惹かれ、この日のために入念に準備をした大田原の地において、彼女のゼッケンは那須連山から吹き降ろす冷たい風に吹かれて散ったのだ。
しかしながら、ハーフの通過タイムを確認した限りでは、スタート直後から体調が悪かったにもかかわらず、素晴らしいラップを刻んでいた。
男子と女子とは肉体の構造が異なり、体調をベストな状態に持っていくのが難しい。薬を飲んでもかなりの副作用が伴うと聞く。ホルモンバランスも崩れ、妊娠し辛い体質になってしまう人もいるそうだ。

大会を終えて、私が彼女のために用意した言葉がいくつかあったが、まさかの結末になってしまい、会場で再開した時は中々言葉が出なかった。
しかし、リタイヤした彼女の笑顔を見て安心したよ。良く33まで頑張った!ナイスファイトだよ!!

完走証を貰い温泉行きのバスに乗り、ランナーでごった返す湯船に浸かった。
今回初めての試みだった無料温泉券。
4つの市内温泉施設まで無料の送迎バスを運行し、最寄駅までも無料で届けてくれる素晴らしく温かいサービス。
エントリー費は破格の5千円。公認のフルマラソンでは最も安い大会でしょうか。

東京駅に到着したら、改札口でつくばを走ったママさんランナーが、大田原で疲れ切った私達二人を満面の笑顔で迎えてくれたよ。
長時間待たせてしまったのに、東京駅周辺でショッピングを楽しんでいたなんて驚きのひとこと。フルマラソンを3時間18分で走った直後とは思えない身の軽さは正に妖精ですね。あの素敵な優しい笑顔を、私達二人は一生忘れないでしょう。

肉食系女子達のピース!

大会を振り返って。
エイドステーションには食べ物が殆どなく、水とスポーツドリンクのみなストイックな大会だった。
最後のエイドステーションだけ、ボランティアの方がバナナを配っていた。
自作のスペシャルドリンクの持ち込みが可能な大会なので、後半の緩い上り坂を克服するには利用するしかないでしょう。
ゴール後はペットボトルの水、きな粉餅、あんぱん、温かいなめこ汁もあり、シリアスな大会の割には運営者の思いやりが感じられる素晴らしい大会だった。参加人数も少ないので、ストレスなくスタート地点に立つことができた。

スペシャルドリンク

一目で自分のだと分かるように各人工夫されていた。

沿道の声援は、想像していたとおり会場付近以外は寂しい。しかし、ゴールが近くになるにつれて徐々に増え始めるので、ここぞという火事場の馬鹿力が発揮できた気がする。

ゴール直後からは二度と走りたくない大会リストに入れてしまったが、リタヤした彼女から「また来年リベンジします!」って元気な言葉を聞いて気が変わった。逃げてはなにもならない。自ら汗を流し前進している姿は、報われない努力ではないのだと。
君が走り続けた今日までは間違いじゃないよ〜♪ ※渡辺美里 「太陽は知っている」より。



アベノミクスの成果を問うこととなったが、投資する先は人ではないでしょうか。いかに質の高いサービスを生み出す人材を輩出することができるかが、失われた20年と言われた日本の経済成長の鍵を握っている。人は永遠の財産なのだから。
そうはいっても、人的投資の効果が表れるのは時間を要する。桃栗3年というわけにはいかず、5年10年の長いスパンでじっと耐えなければならない。耐えられないから目先の美味しい言葉に目が眩むのでしょう。5年10年で成果が上がるか分からない人よりも、即戦力という意味で派遣社員を大量に使う方が利益は出る。
人的投資を所得再配分に置き換え、皆が組織を支えるという気概こそが大切だと思わないか。時間がかかっても決して諦めずに、自分たちの置かれた状況を改善していく地味な努力が今後の社会において重要ではなかろうか。
金融商品や公共事業へ投資したとしても、もはや成長しないと能ある国民なら気づくべきでしょう。
組織の長と呼ばれる人間は、自らの身を律し、身銭を切ってまで人に投資すべきだ。
内部留保中心な企業に対する政策では、永遠とこの国に太陽は昇らない。歴史は正直なんですよ、安倍ちゃん。


守ってくれる大きな傘も才能もなく、逆境にめげずにコツコツと努力を積み重ねた人の下には、その理念を学びたい人達が集うのです。
ラソンという一つの競技が、今後において、彼女の教師生活の糧となることは間違いなさそうだ。

三枚目となったフルマラソンの完走証

「みごと」の文字が入っている。

スタートラインに立つまではかなり紆余曲折したのは事実だ。
もしかしたら疲労骨折して、大袈裟だが競技人生に終止符を打つかもしれない。
そんな弱音を吐いていた私に、日々の練習で喝を入れてくれた二人の女性ランナーには感謝の気持ちで溢れている。
私の趣味は右手で数えきれないほどある。そんな多趣味な私に、このマラソンとい素晴らしい趣味を与えて貰ったのだから。
記録は私にとって素晴らしいものではないが、彼女達の笑顔に報いることができ、この完走証は永遠の宝物だよ。



次のフルマラソンは来年1月開催の勝田全国マラソン。つくばを妖精のように駆け抜けたママさんランナーとエントリーしている。とっても楽しい気持ちと、とっても恐ろしい気持ちが交錯している。。。
いやはや、女子力、恐るべしですね!(笑)

走行記録
https://go-wellness.epson.com/neo-run/user/view/shareWorkout.html?shareId=321141023239263000000000000

君のひたむきな情熱が、教えてくれた新しい勇気を〜♪