結果は33ｋｍでリタイヤに終わった。
前日は近所のジャグジー温泉でまったりして、夜食はサトウの切り餅4個とレバニラ炒めを食って準備完璧のハズが、体重が増えていなくて驚いた。
朝は3時半に普通に目が覚めて、お餅2個入れたお雑煮食って、大を出して体重計に乗ったら56.0ｋｇに。
目標の57.0ｋｇには程遠く、二宮のコンビニでおにぎりとプリンとバームクーヘンを食べた。
空は薄い雲が掛かっているけど、間違いなく晴れる。
風は冷たく絶好のマラソン日和になった。
同業者のお友達と待ち合わせして、お互い頑張ろうと気合を入れる。
スタート位置の整列が初まって、Ｂブロックなので急いで先頭に並び、股関節を回したり軽くジャンプして準備。
スタート1分前になって、ウォークマンのお気に入りフォルダをスウィッチオン。
軽快に渡辺美里の声が耳に入って、リラックスしてスタートの合図を受ける。
スタートラインまでは混雑しているのでジョグで走り、次第に集団がばらけて自分のペースで走れたよ。
キロラップの設定は4分30秒にした。練習時の30ｋｍペース走では、そのペースで走り終わってもまだ余裕があったから。
順調に4分30秒を超えないペースで西湘バイパスを下る。
その時に違和感が発生。
右足親指下辺りがジワジワと痛くなる。
もしかして水膨れ？？
嫌な予感的中。徐々にその範囲が広くなってしまい、チクチクと痛みが増してくる。
そんな中でも呼吸は楽でペースも順調。
前走者のゼッケンＡクラスの靴を睨みながら、走った距離は全く見ないで烏帽子岩が右前方に現れる。
反対側からは、折り返しの速いランナーが駆けて行き、もしかしてもう江の島？？って思い、顔を上げると看板に「江の島4ｋｍ」の文字が。
嬉しくって泣けてきた。二年前は、江の島まで走るランナー達を羨望の眼差しで見送ったが、自分が今走り続けているなんてね。
それと同時に、僕が走っていることで、マラソンに夢中にさせてくれた友も、同じ時に多摩川を走っているなんて嬉しい限りです。彼女は昨日も30ｋｍ飲まず食わずで走ったのに。感謝してもしきれませんね。
皮が剥けてチクチクズキズキ痛む中、あっという間に江の島の折り返し地点通過。
ペースも良くって日差しはあるけど風が冷たく苦痛ではなかった。
ゼリーは走る1時間前に、アミノバイタルを1つ飲んで水で甘さを流し、10ｋｍでウメゼリー、20ｋｍでピーチゼリーを飲んだけど、ウメとピーチはドロドロしていて甘すぎて味も濃く不味かった。
給水はペースが落ちても確実に取って、口に少しだけ含ませて、日が当たる腕と首回りにぶっ掛けた。
10ｋｍ通過タイムは45分9秒。少し遅いと感じたけど、距離が長いので悪くないタイム。
20ｋｍ通過タイムは予定どおりの1時間29分11秒。これにはちょっと驚いた。
ペースを上げているつもりはなくって、ひたすら前走者の靴を睨み続けた結果かな。
通過時点でこれは楽しくって仕方がない！って思ったが。。。
25ｋｍ前後から皮が剥けた箇所が我慢できない痛みになり、脇腹にも激痛が。
27ｋｍ過ぎて徐々にペースが落ちて、30ｋｍ通過タイムはなんとか2時間14分41秒。
ここで一旦脚を止めてコース外へ。
係りの方が心配そうに声を掛けてくれたが、リタイヤしないでまたコースへ復帰。
キロ5分のペースでも、脇腹の激痛は収まらず、ずり剥けた場所から大量に出血しているような感じだったので、3.6ｋｍ走ってゼッケンを外した。
バイパスはゼッケンないと入れないので、一般道に降りて救護所へトボトボ歩いて応急処置してもらった。
水膨れが出来やすい場所だったので、走る前に対策はしていたが、靴紐を緩めに締めてしまい、着地時にかなりずれてしまったようだ。
テーピングをそっと剥がして見たら、500円玉大の水膨れが2箇所あって、水はピンク色だった。
後少しで皮が破けて血まみれになりそうだった。
脇腹痛は歩いていても治らなくて、ちょうど腹筋と肋骨が当たる場所。
横隔膜の痛みではなく、ひきつるような痛み。指で腹筋を触るとまだ痛い。
足裏の痛みをかばってしまい、変なフォームで走ったからかな。
救護所で血圧を計ってもらい、異常なしということなので、スポーツドリンクを2本貰い、歩いて会場に到着。
完走証もメダルも無く、とっても悔しくて残念な結果に終わった。しかし、まだまだ大会はあるんだし、大怪我せずにまた走れるから良しとしたい。
最後になりますが、色々ご指導して頂き有難う御座いました。また頑張ります。
走行記録
次の大会は大田原http://ohtawara-marathon.com/
湘南国際後は履きなれない革靴を履いてしまい、右足の甲を痛めてしまった。
まだ少し痛みがあるが、なんとか完走したい。
