2年連続4回目の参加。
2016年は二大会連続でサブスリー。
絶好調だった2019年は直前に故障して30kmで終了。
2021年は故障明けで痛みなく完走。
そして今年。
いすみ10kmマラソンからふくらはぎを温存した1週間。
翌月曜日はゆっくり有酸素ジョグ。
10年前のスカイセンサーグライドでフラット着地。
火曜日は最低気温が3℃だったので、目出し帽被って16km有酸素ジョグ。
水曜日も寒くて顔面マスク被っての有酸素ジョグ。
薄底でひたすら練習して、昼間に時計を見ないで10km。
シューズを大会で履くメタエッジにしたら意外と速く楽に走れていた。
南国の花ブーゲンビリアがまだ綺麗に咲いていた。
木曜日の早朝からはいつものミトコンドリア増幅ウィンドスプリント6本を軽く。
朝食はグルテン・シュガーフリーのトミーミューズリーに鉄分多めなきな粉をトッピング。
カロリー低く栄養価満点!
参加賞のAOTAIシャツを着て、二部練習はメタエッジ履いて430ペースで。
金曜日の朝は最後のWSを軽く。
去年のAOTAIシャツを着て、もう少し体重と体脂肪を落としたいから16km有酸素ジョグでOKの丸〇。
呼吸が楽だったのは気温も湿度も低かったからか。
日曜日の予報ではつくばと真逆の天気に。
疲労も程よく和らぎ、前日土曜日のは完全休息。
朝食は炭水化物多目のパン&ジャムの食事に。
羽田空港にておばあちゃんが握ってくれた。
コンビニの高級おにぎりの2倍の大きさ。
炊きたてご飯に紅鮭と明太子。
500円超えだけど、コンビニの高級おにぎりよりめちゃくちゃ美味しかった。
北海道マラソン以来の飛行機旅ラン。
なんと、ロビーでこりゃたまらんで良く一緒に走っていた還暦ランナーご夫婦と一緒に。
「オレは来年もう70だよ!」って(笑)
還暦サブスリーランナーとしてNHK/BSランスマで出演されていた。
たまらんではハーフで勝ったことがなかったような。
バスの車窓からの眺めも良いね。
離陸して直ぐに眠くなり、目が覚めたら富士山を通過していた。
小さな窓からは南アルプスの白い山塊が。
見れば見る程に地形が複雑で平地が少ない。
ドイツよりも国土が広く人口も多い。
排外的で排他的なこの国の行く末は。
四万十川が見えて徐々に高度が下がり始める。
シーガイヤが見えて暫くして着地の衝撃。
10時過ぎに神話の故郷の玄関口・南国ブーゲンビリア空港に着陸。
予報では週末にかけて気温がグングン上昇して20℃超え(笑)
つくばマラソンは6℃の小雨で北風も吹き極寒だった。
今度こそはと願ったけど神々は試練を与えた。
長袖一枚で十分な服装って、いくら南国宮崎でも12月の気候ではない。
いつものアレを(笑)
情熱の花がお出迎え。
ニッポンレンタカーを借りて去年休館日だった西都古墳群の博物館へ向かう。
途中にいつものマグローディング。
マグロを頼んだのに色が透けてピンク色だったのに驚いた。
本マグロは真っ赤で美味しかったのに残念。
やっぱり寿司は銚子丸に限る。
ウニは840円でこの微小さ(笑)
とりあえず腹を満たして博物館へ。
宮崎県立西都原考古博物館|ホーム (pref.miyazaki.jp)
佐倉の歴博も広かったけど、ここもかなりの規模。
玄室への入り口を再現した建物。
3階はカフェになっていて、ここからの眺めも素晴らしい。
入り口の廊下脇にフィルムが。
「手を触れないで!」「撮影禁止」といった決まり文句の札はなかったよ。
黒曜石の矢に触れたら痛かった(笑)
もちろん土器にも触れられます。
旅ランが好きな自分はやはり定住には向いていないと思ったよ。
住み辛いなら住みやすい土地へ移動する。または移動させる。ボヘミア~ン♪
現代においても同じことが言えるかな。
三角縁神獣鏡!触りたい!!
2か所で大スクリーン上映会がある。
隼人の盾がずらり。1400年前に作られた盾に接触。
復元された銅鐸は手に取って鈴を鳴らせます。
かなり大きい音が館内に響き渡りました(笑)
3階のカフェにて休憩。
冷たく甘酸っぱい!
古墳だらけの景色を見ながらコーフンして食す(笑)
薄曇りで黄砂が飛んでいたらしく視界は良くなかった。
この山が男狭穂塚古墳・女狭穂塚古墳。九州最大級の古墳。
三角縁神獣鏡が出土した13号墳へてくてく歩く。
長袖でも暑いくらい。
葺石で築造されたものを小さく復元。
許可なく入れます。
三角縁神獣鏡と鉄剣がこの位置に埋葬されていた。
初めて玄室へ立ち入ったのは中学1年生の時。
群馬県榛東村林業試験場内にある高塚古墳に興味本位で入ってしまったけど、その時はなんの手入れもされていなくてゲジゲジ虫が大量に這いつくばっていて気持ち悪い印象しかなかった。
13号墳の玄室はかなり手入れされていて、少しカビ臭かったけど復元した玄室は1600年以上前の空間だった。
24ある神宮のひとつ、宮崎神宮に完走祈願。
夕方日が沈む時間だったけど、数名のランナーとすれ違ったよ。
やっぱり来るんだよね。
腓骨筋痛を直前にやらかしてしまった4年前とは違い、今年は痛みない絶好調な状態でスタートラインに立てる。
神への入り口に荘厳と佇む。
左右対称で均整の取れた非常に美しい建造物。
拝所にて神を拝む。
けど信心深くはない。礼儀としてね。
奥へと歩くと幣殿が。
切妻づくりの銅板ぶきの屋根が眩しい。
近くの「りらくる」にて60分マッサージ。
宮崎弁のおばちゃんに気持ちよく揉み解してもらいました。
夜飯はジョリパにて。
ちょっと空腹感があったので余分に注文。
ハンバーグは余計だったね。
ホテルには大浴場とサウナがあり、体重乗ると58kgとの表示に。。。
明日の朝にスッキリ出せば57.5kgでスタートかな。
お昼寝していなかったから22時過ぎに爆睡できました。
4時半に起床。
朝食はいつもの3セットメニュー。
味噌汁・納豆・お餅3個。
5時に食事を済ませてスッキリドカンと出す。
バナナとカステラとカロリーメイトを6時過ぎに食べて、OS-1をちびちびと飲んだよ。
何しろスタート時の気温は13℃だけど、11時からグングンと上昇し、ゴール間際には20℃超えるとの予報。
喉が渇かないように注意しないと。
大学の駐車場へ7時前に到着し、直ぐに会場へ向かうバスが出発。
奥様も今回は走るので、ウサギとカメのツーショット(笑)
大規模大会なので駐車場が各地にあり、また繁華街からも臨時バスが会場へ出発する。
鉄道は単線で本数も少ない。
朝陽が眩しくて綺麗だった。
7時15分くらいに会場到着。
この大会に強い思い入れを持つアスリートさんと合流。
2人とも去年と同じ格好だったよ(笑)
最近すっかりミクシーの書き込みを見ていないので心配だったけど、故障してしまいフルマラソンの練習が出来ていないとのこと。
お互いに全力を出し切ってゴールしましょうとエール交換した。
「日向の亀」と「出雲の兎」
ピンクウサギとミドリカメ。。。
去年はカメとはちわれ(笑)
れりたんと4人で撮った去年が懐かしいね♪
次第に薄雲がなくなり真っ青な空が現れた。
陽射しも12月とは思えない強さ。
去年はダウン着ていないと寒かったのに半袖で丁度良いって。
スタジアム通路に座ってストレッチ。
モルテンジェルとリポDを注入!
トイレは多数ありオシッコなら待たずに済ませる。
今年はAゼッケン。
首にはコラントットの磁器ネックレス。
だいたい真ん中らへんに並んでストレッチしたりジャンプしたり。
ノースリーブなのに寒くない。手袋も要らない!つくばと大違いな気温。
軽いピストル音が鳴ってスタート。
それほど混雑感もなく26秒のロス。
スムーズにスタートラインを超えた。
1km通過してペースアップ。4分23秒。
バイパスへ上る坂が苦しく、そういえば湿度も80%で高い予報だった。
マイナス要素があればあるほど足に自信がなくなる年齢。
2kmラップは4分10秒と速かったけど、呼吸がかなり荒れていた。
5km通過は21分4秒。
ちょっと向かい風を強く感じたから背の大きなランナーを見つけて張り付く。
6kmすぎから右足裏が着の度にズキズキし始め間隔がなくなってきた。
ペースを意識しすぎて蹴って走っていたからかも。
温存したはずのふくらはぎも張り感が強く、益々右足裏が痺れてきた。
ペースをやや落としてしまい、10km通過42分43秒時点でサブスリーを狙う気力がなくなった。
サブスリーのペーサーに追いつかれる距離だったけど、県庁のすれ違いで発見(笑)
かなり前方からスタートしたようで、その差は500mもあったみたい。
とにかく追い風に変わる宮崎神宮まで頑張って走り切ろうとしたよ。
川を渡る橋の上り坂も無理せずペースを落とし、下り坂でピッチ速めてペースアップ。
15kmは1時間4分16秒。
なるべく時計を見ずに折り返し地点の宮崎神宮を通過。
再び県庁へ入る道でラップタイムを見たら415ペースで驚いた。
背の高い緑色ランナーの背後に張り付き415ペースで引っ張ってもらったけど、緩い上り坂で引き離されてしまった。
カメさんお久しぶりです!とか、カメさん大人気ですね!とか抜かれながら声をかけてもらいました。
沿道からカメさん可愛い!コールがもの凄いこのアオタイ。
道路の反対側からも黄色い声援が飛んでくるから面白い。
すれ違いの中からピンクウサギを探したけどいなかった。
ウサギには勝ったかな?
ハーフは1時間30分52秒で通過。
ペースを見たら420だったので万事休す。
とにかく30kまでこの420ペースを目標にして足を回した。
緩い上り坂が辛く苦しく喉の渇きが早かった。
給水所はまだかまだかと遠く感じ始めた。
歩いてるランナーも座り込んでるランナーも倒れてるランナーも多数。
水を頭に顔に胸に腕にぶっかけ凌いだ。
30kmでリタイアの文字が浮かんだけど後で必ず後悔する。
遅くてもいいから走り続けようと必死だった。
去年ははちわれりたんと何回もハイタッチしたり、応援してくれてる女子高生に投げキッスしたりして楽しく走った42.195k。
手を振る力も失せてしまったよ。
それでも多くの黄色い声援が魔法のコトバになり、前を走るランナーとの距離が遠くなることはなかった。
サンマリンスタジアムの姿が見え、バイパスを下りる坂道でペースアップ。
何とか430ペースを維持しながら前の走者を抜く。
30kmを2時間10分29秒で通過。
声をかけて貰ったランナーに追い付き抜き去る。
ほとんどのランナーが30kmからペース落ちし、抜かれるより抜き去る人数が多かった。
つくばでは30kmから足を使わないジョグだったので、その悔しさもありつくばのタイムを超えたかった。
広大すぎる駐車場のコースを駆け抜けたら遠くに青島が見えた!
マンゴーゼリーを掴み損ねて落下。
今年は取りに行く気力も無かったよ。
やっと37kmの折り返し!
海からの向かい風は覚悟していたけど、こんなに苦しいなんて!
抜かれたランナーに食らいつく。
海風を受けて過呼吸になり始めたとき、インスタのフォロワーさんの熱い声援が!
写真を撮って貰いました。ありがとうございます!
445でも計算すると3時間8分のつくばは超えられるけど、前のランナーを抜きたかった。
ほとんどゾンビに近いカメ(笑)
苦しすぎ!!
ラスト2kの表示見てスパート!
倒れそうな勢いでゴールゲートに飛び込んだ。
ラストの2.195kmは今年の最速ラップ!
スタートから呼吸が苦しかったのは湿度が高すぎた。
ハーフから喉の渇きが異様に早かった。
ゴール後の会場アナウンスから気温が只今23℃です!給水をこまめに!!って。
ピンクウサギは大丈夫か?
30kmまで630ペースで頑張って、トロピカルロードはめちゃくちゃ楽しんだウサギ。
こんな感じで高校生のハイタッチが続く。
野球部の応援団!さすがに声がバカでかい!
しょっぱいキュウリ。
ドーナッツはポケットに入れたけど落としてしまった。
日向夏も!食べれなかった。
私設エイドで貰った小さなお握り。
大学行の送迎バスに乗って駐車場から「華の湯」へ。
サ活を1回したところで奥様の走行をチェックしたらまだゴールまで時間がかかるから、もう一回サ活してリフレッシュ。
体重計は56.0kgだったから、やっぱりスタート時点でちょっと重かったみたいだね。
スタート会場近くの脇道でウサギの到着を待っている間にマンゴーメロンパンを食す。
クリームが甘くて美味しかった!
走行中は食欲が全く起きずに、ひたすらポカリを飲んだから腹が減ったよ。
モルテンジェルは結局また余った(笑)
ホテルに戻ってウサギが貰った戦利品のお披露目(笑)
チョコと飴とミカンとようかんは私設エイドだそうな。
小腹が空いてしょっぱい系が食べたくなり。
アスリートさんが予約してくれたお店で打ち上げ!
殆ど練習していないというので心配だったけど、さすがアスリートさん。30kmから歩いたといっても3時間30分過ぎでゴールしました。
肉離れから満足のいかない日々が続き苦しく悔しかったことでしょう。
もう痛みなく走り切れたので、また練習を再開して、いつものアグレッシブな走りを見せて下さい。
美味しそうに焼酎をロックで何杯も呑んで上機嫌でした(笑)
二日目は夜中から雨。
4時半に起床し天気予報確認したら小雨で気温がなんと14℃(笑)
半袖・タイツのジョギングスタイルで出発。
雨は降っていなかったけど、次第に小雨が降りだしてきた。
海の香りがした途端に本降りから豪雨になり顔面が痛い。
ペースを速めてホテルへ向かうと、カッパ着たランナーとすれ違いナイスラン!って叫んだよ。
ずぶ濡れになり泡吹いたメタエッジ。
朝食はファミマの菓子パン4つ。
さすがに甘くて飽きるね。
8時過ぎにチェックアウトし南へ向かう。
昨日は真っ青な景色の青島も悲しいくらいに暗かった。
青島中学校には日本で初めてサーフィン部が創部された。
青島神社の娘さん、テレビではまだボードの上で立てなかったけど、来年は先輩たちのように綺麗な波乗りが出来ているかな。
堀切峠では真っ青でなく真っ白な景観が広がる(笑)
県木のフェニックスも暴風で飛ばされそう。
鬼の洗濯岩がずらりと。
鵜戸神社にてお参り。
最近元気が出ないれりたん。またいつか一緒に来れたらいいね。
可愛い絵馬があったのでパシャリ。
元木出してね!(笑)
砂岩と泥岩が交じり合って奇妙な岩に。
亀石の真ん中の穴に石を投げ入れるんだけど。
なんで左手??
左手に掴んで弧を描くように投げたら最後の5回目で穴に入ったよ!!
願い事は叶うね!
都城に入りタンパク質と脂肪と鉄分を摂取。
宮崎市内にもあるけど、ね。
レバーで鉄分補給。
国内最高峰に位置づけされる宮崎牛。
霜降りは適度に入っていて脂っぽさがなく肉の旨味が感じられました。
県境を跨いで霧島神社のそばにある温泉へ。
単純硫黄泉で別府よりもまろやかな温泉。硫黄臭は少なかったよ(笑)
早めにレンタカーを返却し、18時過ぎに空港にて鶏南蛮定食で〆。
お土産を買ってロビーで休んでいたら、行の飛行機であった還暦ランナーさんと再会。
タイムを聞いたら余裕のサブ3.5だった。。。お疲れさまでした!
神様たちが19時の鐘と同時に登場。
また来年もつつがなく完走できるようにお願いします。
大会を振り返って。
つくばマラソンから2週間あり、先週の10km大会の疲労は感じなかった。
少し食べすぎたとはいえ、コンディションはとても良く好記録が狙える状態だった。
気温は去年より3℃高く湿度は20%以上も高い。
過去に走った3大会の中で気温も湿度も最も高かった大会だった。
世界気象機関によると、今年の世界の平均気温は史上最高になるという。
日本の首都東京においても、異常に高温な日が続き生活し辛くなった。
マラソン大会は屋外で行われるスポーツ。
気象条件に左右されるとはいえ、最低でも3時間5分は切りたかった。
辛くなると時計を頻繁に見てしまう。
絶好調だった2019年はそんなことはなかったのに。
そんな過酷な条件の中でも30km以降のタイム落ちは5分と少なく、痛みなくゴールに飛び込めたのはアオタイマジックなんだろうね。
右から左から激しすぎる応援が飛び交い、向かい風の中でも背中を力強く押してくれた。
顔も名前も知らない話したことすらない相手(カメ)に対し、こんなに長時間に渡り声援してくれるなんてマラソン以外のスポーツにはないよね。
大会関係者のみなさま、沿道で激しい声援をくれたみんな、本当にありがとうございました!
1万人を超える大規模大会であっても、広大な会場でトイレも至る所にあってストレスフリー。
ゴール後に参加賞等を手渡してくれる高校生たちの笑顔が疲労を癒してくれたよ。
荷物を受け取りに歩いて行ったら、ゼッケンを見せる前に女子高生が荷物を抱えて走って届けに来たよ(笑)
また来年、素晴らしい「アオタイ」を走りに行きます。
長距離走の練習量を少し減らして、インターバル等のペース走をもっと増やさないとスピードが年齢とともに落ちてしまう。
極寒北風に負けず走り切りたいなぁ。