第15回キャベツマラソン

 

4年ぶり2回目の参加。

こんな酷すぎる大会が今年で15回。

 

標高は低く涼しくて平坦で走りやすい。

ゴール後にはスイカの食べ放題が待ってます!!

全部嘘です(笑)

 

コロナ禍による中止と去年は国道にかかる橋が豪雨により崩壊してしまい、う回路となった大会のコースを通行止めにできず中止。

 

4年前に初めて参加した記憶は、土砂降りからの爆晴れと最後の激坂(笑)

コースの高低図より激しいアップダウン。

 

 

下るか上るかしかないこの変態コースに今回も夫婦そろってエントリー。

梅雨真っ盛りの時期なので天候が心配だったけど、梅雨らしくない天気が続いた。

 

水沢うどん「清水屋」にて。

親戚の水香宛は経営者が交代したのでこちらに。

つゆは3種類で副菜も多く美味しかったです。

 

 

こんな細かいところまで拘りが。

 

 

デザートにはぜんざいと温かいほうじ茶。

 

食後のおやつには親戚の「寿屋」にて饅頭ローディング。

数ある饅頭屋の中から昭和天皇・皇后の献上銘菓に選ばれた。

実はあまり知られていない。って宣伝してないし(笑)

 

 

小雨が降ってぬかるんだ会場に到着。

今年も買ったよ!

キャベツTシャツ。知ってる人しかキャベツに見えないという(笑)

生地がサラサラしていて着心地がとても良い。普段着でもお洒落。

 

 

ラッキー賞のタオルが入っていました。

 

府中市民としては嬉しいね!

 

これは手ぬぐい。

デザインが素敵。

 

参加賞のドリンクは甘酒たくさん!

夏場の疲労回復になるね!

 

夫婦円満のお守りも!

無事にゴールして下さいって意味がこもっているような?

 

 

今年もペンション「シューレビュー」にて宿泊。

シューレビュー (chourever.jp)

地元産の食材をふんだんに使ったお料理が自慢です♪

庭がハーブガーデンなので、採れたての香り良いハーブが添えられています。

 

ハーブの香りで美味しかった。

やまと豚のハーブ香草ステーキ。

 

たくさん美味しい食事をいただき熟睡。

 

朝食はもちろんキャベツ♪

 

自家製のパンはキャベツ入りでふわふわ。

 

とてもくつろげました。

また来年もお世話になりますね♪

 

 

前日の土曜日は時々雨だったけど、天気予報が当たり大会当日は爆晴れに。

 

 

 

駐車場と会場まで歩いても行けるけど、シャトルバスが何台も走っているので待つことなく乗れました。

親子ランの部もあるので、こんな小さな子もエントリー♪

 

生きてこのゴールゲートを通過したい。

ゲートへ向かう20mくらい?が唯一の平地だぜ。

 

楽しく準備体操♪

普通のコースでないのでみんな真剣に体操していたよ。

アキレス腱が切れないようにね。

 

出走前のキャベツ給水。

イカにしてくれ(笑)

 

キャベツTシャツランナーだらけの中でスイカTシャツで走る二人。

喧嘩売ってんのか?(笑)

 

 

やっぱ夏はスイカだぜ!

10kmにエントリーした奥様は高山100kから殆ど走っていないので70分超えるそうだ。

じゃ、またラストの急坂で応援お願いね!もしかしたら一緒にゴールかも。

 

全身がキャベツなおっさん(笑)

 

シューズが左右違うのは何故??

 

軽くジャンプしたりして号砲を待つ。

スタートがとても楽な気分。

理由は急な下り坂で気持ち良いから(笑)

この大会は最初のスタートだけなんだよ、楽しく走れるのは!

 

左膝の腓骨筋痛があって飛騨高山後はガチな練習できなかった。

恐る恐る急坂を駆け下りた。

 

降りきったら上りまた下るの繰り返し。

左手には雄大な2568mもある浅間山が鎮座。

いつも走っている多摩川から見る丹沢山系よりも低く見えるのは、今走っている場所の標高が恐ろしく高いから。

スタート・ゴール地点は1370mもある。

 

目を凝らして山頂付近を見るとかすかに噴煙が立ち上っていた。

現在は警戒レベル2とのこと。もちろん山頂には登れません。

240年前に大噴火し千人以上が犠牲になった。

日本には111もの火山があり、最初の観測所が浅間山にできた。

朝鮮戦争時には米軍の射撃場に山麓が使用される予定だったが、反対運動も起き、演習によって火山観測に支障をきたす理由で演習地にはならなかった。

こうして活火山の麓をマラソン大会のコースとして利用できているのも観測所のおかげだね。

 

練習不足な割にはペースは遅くなく、下り坂は気持ちよく走れていた。

腓骨筋も大丈夫。

後方からは甲高いゼーハァーってのと低いザーハァーってのが混じっていて面白かった。

上り坂の呼吸音の大合唱に笑えたよ。みんなキャベツに必死だった。

ゴールしたらキャベツの食べ放題が待ってるからね!

 

日差しは強く額から落ちる汗で目が痛かった。

給食もそこそこあったけど食べる余裕がなかった。

口に入れたら確実に噴き出す。

給水カップを幾つも取って体に浴びさせて体温の上昇を防いだよ。

飲むよりも掛けたほうが良い。

スポドリもあったので助かったね。

東京と違い湿度が低いのが幸いだった。高原最高!

東海大学の合宿所があるので、青いランニングシャツを着た東海大学生が何人も折り返してかっ飛ばしていった。足なげー(笑)

愛妻の丘がようやく見えてきて馬鹿野郎ーー!って叫びたかった(笑)

折り返し前の長い上り坂をかなりペースを落として走り切って、気持ちよく下ったところでようやく折り返す。

 

この大会、折り返した後が地獄なんだよ。

平たん路だと折り返してからもう少しペース上げられるけれど、ゴール手前の2kmもある急坂を想像するだけで気が滅入る。

しかも、今まで走って苦しい思いをしたアップダウンをもう一回走るって。。。

ひたすら前走者の足を見つめてリズムよく走るんだけど、アップダウンだらけでペースが一定でないから合わない。

下り坂で先に出ると上り坂で越される。

 

とにかくラスト2kmの激坂を除いた19kmまで頑張ろうと足を回した。

何度も抜きつ抜かれつした同年代と思われるランナーを下り坂で抜き去りスパート。

最後の坂の入り口まで引き離したかったけど、なんと2.4kmからが激坂の入り口だったよ。2kmじゃなかった。

気力があっという間になくなると同時に膝の痛みも強くなり、、、。

歩く理由があれば歩く性分(笑)

歩き始めたとたんに再び抜かれた。

甲高いゼーハァーの人にもあっけなく抜かれた。。。

ズキズキ感も強くなり万事休す。

スマホで写真撮っていたら奥様からゴールしたよ!のラインと同時に5位入賞って。

5位???なんじゃそりゃ。ショートカットしたのか!(笑)

迎えに恋っ!ってラインする気力もなくなり、ひたすら歩く歩く。

黒いタイツの人が甲高いゼーハァーのランナーさん。死なないでよ。

 

 

少し傾斜が緩くなり足を回してゆっくりジョグ。

膝は大丈夫そう。気のせいだったのかっ!意思が弱いのか。

 

61分でゴールしてた。何者だっ!50歳代の部で5位入賞!!

 

歩いたのは900mくらいかな。仕方ない。また来年頑張ります!

ハーフマラソンでこんなに標高も高くアップダウン、しかもゴールは上り坂な大会はないよね。

 

お待ちかねのキャベツ食べ放題。

奥様は2回食べたって。

何種類も味があって楽しめますよ。

 

 

私は青じそだけでした。顎が疲れる。。。。

 

 

ミクシーのランニングコミュニティで知り会った「くんちゃん」とやっと会えました。

腰が痛いながらも年代別3位!めちゃくちゃ速いランナーさん。

 

この大会の特徴としてクラス分けがたくさんあり、小学生以下の子でも参加が可能。

入賞部門も多数あり、賞品もキャベツマラソンという名前なのに豪華でした。

 

 

会場の坂下にある温泉で汗を流し終わればいつもの場所へ。

 

シニアグループのおじいちゃんが声を出して言ってたよ。

「やっても余計な事するなって怒られるから言わない」

 

 

 

真冬には雪が2m近く積り零下20℃まで下がる厳しい土地。

住民の努力により土地改良された肥沃で広大なキャベツ畑。

 

 

彼女も走ったのかな?

 

4年前と同じ場所で。

 

大会を走った親切な青年が撮ってくれました。ありがとう♪

キャベツをデザインしたシャツには見えないよね。

でもね、この大会に出た人なら知ってるから。

お互いに苦しみを分かち合った仲間だからね。

 

昼食は少し遅くなったけど、4年前にも行った長野原の食堂で。

 

 

再び昭和天皇・皇后献上銘菓に選ばれた寿屋で饅頭ローディング。

宣伝しとくよ!

 

今度はすず虎が2つも。いつもありがとう。

「すず虎」もなんか賞を貰っていたよね。なんだろ??

 

従兄の愛妻がところてんを作ってくれたよ。

良い奥様をもらって幸せだよね。

また来た時には饅頭のお替りサインに気づいてね(笑)

 

石段街も賑わっていたよ。

温泉にまた浸かってマッサージ。子供のころから入っている伊香保の湯は落ち着くね。

 

寿屋を後にして埼玉県行田市へ向かう。

美味しい町中華屋さんで夜ご飯。

 

鉄拳マラソン時に宿泊した「ハナホテル」にまた泊まったよ。

【公式】行田天然温泉 ハナホテル行田 | 埼玉 行田 (hana-hotel.com)

 

とても綺麗でサービスも良く、ダブルの広い部屋で7,000円。朝食はビュッフェ付き。

大浴場もあってめちゃくちゃお得だよ。

 

翌朝は4時前に起床し、古代蓮の公園まで夫婦ジョグ。

ゆっくりペースで走ろうと誘って、徐々にペース上げて甲高いゼーハァー音が聞けたよ(笑)

時間が早すぎてまだ蕾だった。

 

蓮の街でもあって古墳の街でもある。

行田市長は行田さん。こうだって読むんだよ。

 

古墳公園の朝。

小道を走ったので全身に蜘蛛の巣が(笑)

 

忍城も騙して行こうとしたけど、察したのか却下されました。

 

急いで汗を流して蓮の公園へ。

6時半前に着いたけど、かなり車が止まっていた。

園は5時から開いているという。。。

 

重たい機材を持たせてデジカメEOS6Dで撮らせて歩く歩く。

三脚はカーボンの短く軽いのを選択。

さすがに7kgの三脚を持たせるのは可哀そうだぜ。

 

デジカメは楽でいいなぁ(笑)

120フィルム2本使って終了。

RZ67に350mmAPOレンズ。久しぶりだったから重過ぎる。

軽いカーボン三脚でも1時間程度で疲れがピークに。。。

 

フジが120を再販する決定をしたが、金額は簡単にシャッターを切れるものじゃなくなったよ。

リバーサルの自然な発色をもっと強調して、ごまかしの利かない一瞬を大切にして欲しいよね。

 

15年前にベルビア50で撮影したポジフィルムをスキャン。

 

朝食のビュッフェ。十分すぎるほどの種類と量。

日曜泊だけど2人で7,000円。安すぎるけど大丈夫?

 

 

大会を振り返って。

エントリー費は破格の4500円。

参加賞も多く必ず採れたてのキャベツが1個もらえる。

コスパ」という意味ではとてもお得な大会だが、それと引き換えに厳しすぎる激坂を走るのだ。

でも殆どのランナーは、参加賞よりもキャベツよりもこの激坂の魅力に憑りつかれているんだろうね。

あの急坂を駆け上った先のゴールゲートへ飛び込む快感が忘れられずに。

 

こうして連れ合いと一緒にマラソン大会に参加して9年目に突入。

走力は全く異なるけれど、いつになっても走ることの情熱は変わらないんだよね。

共通の素敵なお友達もたくさんできた。

ランニングという趣味が二人の人生を大きく変えたのは間違いないね。

 

この大会、キャベツっていう味気ないネーミングだけど、毎年必ずやってくる二人の人生の節目になる大会に違いない。

 

年齢とともに走力は必ず落ちるけれど、たくさんの楽しい思い出は増えるよね。

また来年も頑張ろうね♪