東京オリンピックロード

びわ湖毎日マラソン
日本新記録で優勝したから、てっきり1億円貰ったのかと思ったよ。
予算がなく支給できないとは、、、。

1964年の東京オリンピック
フルマラソンのコースになった甲州街道を今日も走る。車で。

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調布市内だけでも15万人以上の見物者がいたという。


国道にもかかわらず車線幅は狭く、大きな交差点でトラックやバスが停車すると、大型車はすれ違いができない。
徐行しサイドミラーをたたんで通過するので、慢性的に渋滞が発生する有名な国道。

歩道は極端に狭い。
特に大きな街路樹が妨げになっている。
道路交通法が改正され、自転車は軽車両だから歩道でなく車道を走らされることになった。
時速15km前後で走る自転車の横を、時速60km前後で通過する車両。

北側に甲州街道と並走している30m道路(東八道路)が全線開通し、国道としての役目を終えれたのなら、片側2車線を思い切って歩道の広い1車線にすることを希望する。

道というのは車だけのものではない。
東日本大震災、そしてコロナ禍を経験し、今、正に古い制度設計を変える絶好のチャンスだと思うが。
原発神話、外国人観光客神話等々、今さえ良ければ将来も良し、、では、未来社会は真っ暗闇だろ。

1964年の東京オリンピックの招致が決定し、戦後の東京は急成長した。
顧みれば、無理やり突貫工事で作った首都高速や、人口が急拡大したために区画整理が全く手つかずになった都市計画。
下水管は雨水と汚水を同時に流す合流管が殆ど。
狭あい道路に立ち並ぶ住宅。
災害に強い都市づくりには公共事業だけではなく、思い切った制度設計の改革が急務だ。