第14回弘前・白神アップルマラソン



ペースメーカの真後ろに写ってたよ!

去年のタイムを確実に上回るよう、厳しいトレーニングを重ねたが・・・
暑さで走る気力を無くし30kmでリタイヤ!
1泊2日だし完走していないから、いつものように長文ではない。しかも、この大会はカメラマン「オールスポーツ」のような写真屋さんが入っていないから走行写真が一枚もない(笑)

故障もなく万全な状態で迎えたのだが、天気予報どおりに夏日突入。
この大会は給水箇所が少なく往路は高低差約80mの上り坂。しかも、人気のあまりない道路も走るので寂しい限りなんだよ。エントリー費は4千円という破格の安さなんだけどね。

エントリーしたときの予定では、2泊して次の日には去年登頂断念してしまった岩木山登山を計画していたが、天気予報では雲行きがかなり怪しい。
大会当日は雨でお願いして次の日は快晴に!という我儘な声は神様に届かなかったようだ。

行かないことも選択肢にあったが、熱中症予防のためタイムは抜きにして、とりあえず30km練習できれば意義はあると観念したよ。
マネージャーは所要があり、今回は久しぶりの一人旅となった。
特に観光する予定もないので、スーツケースに少量の荷物と枕を入れて東京駅に向かう。


暑くなりそうな都会から北へ向かうが、北国も今日は暑いんだろうな。


昼飯は牛タン弁当。



新青森に到着し在来線で弘前へと向かうホームは夏日のような暑さ。


弘前駅に到着。長袖はいらないな(笑)上着を全部脱ぐのはちょっとなww


夜食は暑いのにチーズナンの辛さをレベル1にして、ナンボローディング(爆)
ラッシーが喉を潤す。


こんナン雑誌を読みながら、とりあえず故障しないで帰ることを誓ったよ。
走った距離は裏切らないけど、故障したら何もかもおしまいだよね、市民ランナーなんだからね。


駅からホテルへと向かうと去年と変わらない光景。

区画整理工事中の駅前一等地。予算がないのか人手不足なのか。地方都市の人口減を都会では体験できないでしょう。巨額の予算を投じ区画整理する必要性があるのかな。中心市街地から遠のく過疎地を真っ先に整理すべきだが、票田というパン食い競争のような環境では、あたりまえのことも言えずじまいなんだろうな。正しいこと正当な主張はグッと堪えて、何が何でも一票が欲しいのですか?

翌朝の空模様。晴れてくれるな!ゴール時間には25度超える夏日になりそうだ。



翌朝の目覚めは良く、ホテルにてバイキング形式の朝食を食べた。殆どがランナーでかなり賑やかな朝食だったよ。
自転車ではないから珍しく送迎バスで会場入り。
参加人数が多くないので、待たずにバスに乗れて会場へ到着。


目標タイムは3時間5分としたが、とてもとても無理だったな!!


スーツケースを預けて軽く城址公園周りをアップジョグ。
8時30分頃だったからそれほど暑さは感じなかった。
北海道マラソンよりは涼しいはず。
20kmまでサブスリーのペースタイムを刻み、残りは流して完走しようと計画したが無理だったな!

号砲が鳴りスタート!
直後の下り坂を利用してペースアップ。
サブスリーのペースメーカーの真後ろにくっついてラップを刻む。
5kmラップは20分55秒。折り返しまで上り基調のコースだから、少しハイペースかな?
徐々に上り坂を感じ始め、目に汗が入り始めた10kmは41分58秒。まずまずのペース。

激しい岩木川の流れが見え始め、寂しい山道の上り坂に差し掛かった15km地点は1時間3分26秒。
さすがに上り坂が延々と続きペースはダウンしたが、それでもペースメーカーに引き離されないように食らいついて走ったよ。

給水所!給水所!!って叫びそうになった20km通過タイムは1時間25分41秒。
日陰を探して走るが、陽射しが差し込む時間の方が長く、喉は涸れ枯れ呼吸は荒い。
なんとかペースメーカーにくっ付いて走った。
21kmラップは1時間30分10秒。少し目標タイムより遅れたが、この陽射しと喉の渇きで十分な早さだったな。

折り返して大好きな下り坂ではあったが、水をくれ〜!って北海道マラソンよりも酷い状態になり、ラップライムも上がらなかった25kmは1時間47分43秒。
3組いたサブスリーのペースメーカー全てに抜かれて気力を無くした30kmは2時間10分51秒。
暑すぎる!!
30km地点に救護所があったので駆け込み、かち割り氷を4つ取って頭と首と脚を冷やしたよ。
私が一番乗りで、その後に4名のガチランナーさんが来ました(笑)
係り員が皆に「どこか痛いところは有りますか?」と質問するけど、誰もここが痛い!というランナーはいなかったのには本当に笑えた。暑さで走る気力がなくなったんだよね(笑)
勇気ある撤退だ!!と納得させる。
リタイヤ組を乗せたハイエースが会場へと向かう車窓からは、真夏のような日差しに焼かれた多くのランナーが元気いっぱい?に下って走って・・・リンゴ畑で茶色いシャワー水を口からリバースさせて・・・!
そんな光景が多数、ではないが、復路のリンゴロードは嘔吐ロードになっていたに違いないww

あっと言う間に会場へ戻り、完走リンゴも貰えず。そそくさと荷物を受け取りマネージャーへ連絡。「30kmまでは頑張ったよ!」
体育館内でシャワーを浴びて、リンゴアイスが冷たく美味しかったぜ。


弘前駅へ戻り、完走してないけど2度目のチーズナンランチ!はナンのお替り付きで♪


故障なく新幹線に乗れたんだから良しとしよう!と、自分を慰めて(笑)


新宿駅でマネージャーと子供達に出迎えられて、ビュッフェのバイキングでマネージャーに愚痴合戦!
次はハーフマラソンだから、余計な贅肉を付けないようにサラダをメインに食べたよ。


大会を振り返って。
ラソンを始めて多くの大会にエントリーし、2年連続参加というのも珍しくないのめり込み様だったが、同じ大会では必ず前回のタイムを数秒でも更新させていた。
今回のりんごマラソンにおいても、去年の3時間10分超えは練習量からすれば当たり前だったはず。気温が高くなるという予想については、北海道の暑さでも完走したのだから、多少はタイムダウンしたとしても、10分は切れると高をくくっていた。
上り基調のコースにもかかわらず、スタートからハイペースで突っ込み、復路の下り坂では脚が上がらずに失速。
給水区間が長かったというのも理由の一つだが、まさかリタイヤするほど気力が失せたとは驚きだった。
逆に、30km走をこの暑い中練習し、且つ、故障なくまたすぐにリスタートできる脚で帰れたと思えば良いのだ。
最近は登山に凝っているから、来年は緩く完走して岩木山へ登頂し、あの抹茶色の熱い温泉に浸かりに行きたいな。

走行記録
https://go-wellness.epson.com/neo-run/user/view/shareWorkout.html?shareId=200161028210962100000000000

次のフルマラソンは必ず完走してやる。