第13回弘前・白神アップルマラソン

まだまだ続くよ、フルーツマラソンシリーズ(笑)
本州の最北端・青森に行ってみたかったので、10月に行われるフルマラソン大会を検索したら見つけたよ!
エントリー費は破格の4千円!!美味しいリンゴが食べられる大会。さすがに食べ放題ではないけれど。
安い大会なのでパンフレット等はないんだけど、とても運営がしっかりしていてストレスなく走れたよ。
大会公式ホームページhttp://applemarathon.jp/


旅のお供はTSR。マラソンで走った次の日に岩木山の登山もしたいので、荷物が通常よりも満載だ。
はやぶさに乗車し、いつものスジャータアイスとサンドウィッチ。

仙台はこんなに快晴だったよ!


天気予報では、岩手県以北は変わりやすい天気で、ところどころで雨が降る予報だった。
新青森駅で在来線に乗り換え弘前駅に到着。微妙に曇り空で冷たい北風が吹く。



ランチは「プリンスさくら亭」にて。


ぷりぷりのお肉と冷たいリンゴシャーベットに満たされた腹を抱えて、自転車に跨りホテルへ漕ぎ始めたら滝のような雨が!!
冷たい北風に打たれて、東京を出た時の朝の気温を遥かに下回る寒さだった。
暫くして止んだのでホテルへ走りだし、濡れて寒くなった身体を温めた。

岩木山も雲の中だよ。


晴れ間も出てきたので、自転車で30分程度の場所にある温泉へ。
茶褐色のめちゃくちゃ熱い温泉でのぼせてしまったよ。
着替えていたら稲光!轟音と共に大粒の雨が降ったよ。なんて変わりやすい気候なんだ〜。
雨が止みそうもないので、ずぶ濡れの状態で自転車を漕いでホテルに到着。
結局、またホテルの浴室で温まることになったよ。


夜食は唐揚げ定食。


ベストタイムを出した静岡マラソンの時も飲んだから・・・(笑)


天気が不安定で、とんでもなく寒いからホテルで済ませた。
手袋と耳当てがないと寒くて震える!気温は10度はないでしょう。さすが、本州の北端の地だな。
明日のコースは高低差が100mあり、往路が上り坂、復路は下り坂で大好きなパターン。
往路を4分30秒のペースで走り切り、帰りの復路は下り坂なので爆走したい。
予報だと、今日と同じように北風が少し強く吹く。西へ向かう往路の上り坂を如何に我慢できるかが鍵だ。

翌朝は枕の相性も良く熟睡できたよ。
朝食は珍しく納豆ご飯。いつもはパン食だけど米が食べたくなったので。吉と出るか凶と出るか(笑)


素敵な朝日が見れたよ!


今朝の岩木山



無難にぶどうマラソンの激坂を走り終え、中2週間、約80kmを緩くランニングして挑んだ。
目標タイムは、静岡マラソンで出したベストタイムの3時間22分を、1分少し超えるように考えていた。
欲を言えば、ラン友さんの持つ記録の3時間17分を切りたいと思っていたが。
スタートの朝になり、彼女から「最低限、私のベストタイムの10分上を行くことを期待してます。そのぐらいできるでしょ!」みたいなコメントを頂きました(笑)
ってことは3時間6分台かよ!!

スタート会場の様子。


やっぱり北風が少し強く寒い。
時間が経つにつれて徐々に雲間から太陽が現れ、スタート時間になると快晴になって眩しい。

特に緊張感も不安感もなく号砲が鳴りスタート!
軽い下り坂を降り切って徐々に緩やかな上り坂に入る。
10kmを44分32秒で通過。
快晴だった空も次第に雲が多くなった。上り基調とやや強い向かい風にもかかわらず、1km4分30秒のペースを保って走れていた。
ハーフの距離で折り返すのだが、少し下り坂はあるものの殆どが緩い上り坂。西へ向かうりんご畑の山道をせっせと走る。
呼吸も脚も全く問題ない。この上り基調と向かい風の中、このペースで走れている自分が不思議だ。
沿道の声援は殆どなく、静寂な山間地帯にランナー達の着地音と呼吸音だけが響き渡る。

折り返しランナーとすれ違い、もう少しで大好きな大得意な下り坂じゃ!!って、ぶどうマラソンと同じだよな(笑)
やっぱりこういうコース、大好き(爆)
高低差が100mある折り返し地点を通過。
21kmを1時間33分22秒!全て4分30秒を下回らないペースで走り終えたよ!

ここからは大好きな大得意な下り坂!一気にペースをアップさせ、次々と前を走るランナーを抜き去る。
冷たい雨が顔に当たり嫌な予感が。。。
26km地点の1kmラップは4分12秒(笑)
アシックスのブラック・ターサーが前へ前へと、もっと速く!!と叫んでいる。
小粒だった雨が突然、強風とともに大粒の雨にーーーー。
全身がずぶ濡れ、さすが東北・青森(笑)

30kmラップは2時間11分52秒!自身の最速ラップじゃん(笑)
もっと速く!!目指せ!3時間6分台!!
ペースを落とすことなくラップを刻もうとしたが、次第に左脇腹に激痛が走り、治ったと安心したが、激痛が腹の真ん中から右側へと移って、右側の激痛に耐えきれず苦痛で顔が歪み、38kmくらいからジョギングペースに。
なんとかリタイヤは避けて、だましだまし走り続けてそのままゴールへ。

3時間一桁タイムは叶わなかったけど、自己ベストを12分も縮めたよ。


走行記録

workout 377, 2015/10/04, 42.295 km, 3:10'31"35, 4'30" /km, https://go-wellness.epson.com/neo-run/user/view/shareWorkout.html?shareId=400151027230117000000000000 #WristableGPS

ゴール後は冷たい雨が身体に降りかかり体温が奪われて、寒くて震えが止まらなかったから、着替えもしないで参加賞の引換も忘れて、りんごを一つもらい速攻でホテルへ帰ったよ。


赤いりんごに唇寄せて〜


美味しいケーキ屋さんで買いたかったけど、また突然の雨に打たれるのは嫌だから、イトーヨーカドー内にあるイタリアントマトのケーキを食べたよ。


明日の登山用にと。


寒い!!手袋と毛糸の帽子が欲しい夜の弘前。東京は夏日のような暑さだった。

夕飯も「プリンスさくら亭」にて。店内は広いし落ち着く。メニューも豊富でとても美味しいお店でした。


麦酒は少し残して、ほろ酔い気分で爆睡。
翌朝の岩木山の頂きはまだ雲の中。


ガイドブックでは登山道は良く整備されていて、小学生達の遠足コースにもなっていると書かれていた。
帰りの新幹線の時間もあるので、登山時間の短いコースへと走らせたが、とてつもないアップダウンで到着時間が大幅に遅れてしまったよ。


登山道入り口の温泉街。



嶽の無料休憩所の管理人さんから、登山道の入り口を詳しく教えてもらい、ガイドブックよりも詳しい地形図をゲットしてアタック開始。




登山道入り口が少し分かり辛いと教えて貰ったけど、本当に分かり辛くて迷子になったよ。
この道は登山道ではなかった。

沢沿いには登山道がないので折り返しー。


何度か行ったり来たりを繰り返しているうちに、ようやく登山道の入り口を発見した時は1時間も経過していた。
この写真の右から左へ抜ける細い獣道が登山道だった。工事で分断されてしまい、砂利道を登山道と勘違いしてしまったよ。


発見した登山道。


時間がないので、ブナ林の薄明るい登山道をせっせと登る。


小学生達の遠足でも使われていて、自衛隊員達のトレーニングにもなっている登山道。マジですか!?急なんですけど。
脚は元気だけど、汗が滝のように落ちる。どこまでも続くブナの林と硫黄の臭い。活火山なんだよね、岩木山は。


何度か休憩をとりつつ、時計を睨みながらもう限界!
新幹線に乗り遅れると面倒なので、ここでお昼にして下山を決意したよ(笑)


雨上がりだったので、泥で固まった登山道がとても滑りやすい。
慎重に下山して温泉に浸かる。
弘前市内で入った温泉は茶色だったけど、こちらはほんのりと白く熱くない。硫黄の臭いが少しキツイかな。



時間がないので、急いで着替えて弘前駅へとかっ飛ばす。殆ど下り坂だから楽ちん。


ようやく山頂がクッキリと見えたよ。




茶色く濁った岩木川を渡って弘前市街へ。


在来線に乗り、予定時間に新青森はやぶさに乗車。おみやげも買ったよ。


最後のアイス。


駅弁は


足りないから〜



二泊三日の青森県弘前市の旅も終わり。
今大会を振り返って。
4千円という破格のエントリー費であったが、受付からゴールまでストレスなく終えることができた。
会場は駅から少し離れているが、余裕で徒歩圏内なので送迎バスは不要かな。
オールスポーツ等のプロカメラマンによる写真撮影がなかったのが残念。
歴史情緒の豊かな市街地から、りんご畑が一面に広がる山間部、そして水量の多い岩木川岩木山を眺める変化に豊かな素晴らしいコース設定。
生憎の天候であったが、開催日が10月上旬ということもあり、晴れの得意日でもあるので、真っ青な空に浮かんで見える岩木山と真っ赤なりんごのコントラストは都会では見れない風景でしょう。
また来年も参加して、今度こそ登頂を果たしたいぜ!