第8回月山龍神ハーフマラソン

 

尾根沿いには巨大な風車が。

最上川の水は昨日の激しい雨で濁っていた。

 

 

交通量は非常に少なく走りやすいコース。

 

 

1億円ゲットしたランナー激写!

もしかして遅刻しちゃったのかな?(笑)




榛名湖マラソンから2週間。
山形県庄内町で開催された月山龍神ハーフマラソンに参加しました。

 

榛名湖マラソンで水ぶくれになった対策として、トレイルランナーも愛用する「PROTECT J1」なるワセリンを好日山荘にて購入。

通常のワセリンより効果が長時間持続する。

 

大町アルプスマラソンの練習にとヤビツ峠走を実施。

まだ気温も湿度も高く爆汗は必至。

J1の効果も確かめたかった。

 

リュックに重り3kg入れてゼーハーしながら走って上りコースを70分切れた!

 

 

下りは重りの効果があって爆走!

ヤビツ下りの自己ベスト達成。

 

 

プロテイン注入!

 

鶴巻温泉の弘法の湯にてランチ。

マグロから鉄分も補給。

 

9月は真夏日がほとんどだったけど510kmも走っていた。

 

彼岸花もまだ見ごろ。

 

翌朝は疲労抜きで重り5kg背負ってゆっくりジョギング。

 

一日休足して気温も湿度も下がったので、尾根幹を30kmペース走。

かなり余裕を持って走り終えた。


朝食は久しぶりに食パン2枚。

カロリー高いけど好きだからやめられない(笑)

 

1日休んで5kmだけガチラン!


大会の前々日に10kmだけペース走。

気温が14℃で半袖短パンだと寒くて指先が冷えきった(笑)

 

日中は暖かく湿度も激下がりして気持ちよくランニング。

平均心拍数がなんと136でびっくり!

情熱の花はまだ見ごろだったよ。

青太まで2ヵ月。

月日が経つのが早く感じる秋の空。

 

夜は娘の誕生日会。

久しぶりに家族4人で会食。

大会前だから爆食いせずサラダで腹を膨らませた(笑)

 

出発の朝も早起きして軽くジョギング。

背中の重り5kgは軽く感じたよ。

 

5時半過ぎに出発。

首都高だけ運転して交代して爆睡。

昼飯は山形県寒河江市にある寒河江SAにて芋煮込みと鶏中華そば。

 

可愛いサクランボのちいかわ発見!

 

500km超の道のりでようやく酒田市に2時半に到着。

 

ホテルのチェックインまで早かったのでぶらり観光。

本当は観光ランをする予定だったけど、雨が降ったりやんだりで寒すぎて中止に。

 

日枝神社を参拝

1894年の大地震にて倒壊したが、1907年に再建された随神門。

門の下でかしわ手を打つと日光の鳴龍にもおとらない響きがしますとのこと。

やってみたけど普通だったよ。

 

1784年に建立された社殿。大地震後に改修された。

 

4本の梁を支える猿たち。猿信仰によるものだそうな。

1本の木から彫った龍。

凄い迫力だったよ。

 

秋田名物のババヘラアイスが売っていた。

店の奥を覗いたら店主が出てきて、ババアじゃなくてジジイがヘラで作るんだってさ。

 

デカいソフトクリームを美味しそうに舐めているオジサンに売っている場所を聞いて買ったよ。

 

かき氷が有名らしいけど、長袖シャツ一枚だとめちゃくちゃ寒い。

 

大きくて重たっ!

美青年が巻いてくれたよ♪

 

土地家屋調査士会の金属標が埋設されていた。

 

夏の空気と秋の空気が混ざり合って大気の状態はとても不安定。

吹く風はとても冷たく、突然スコールが降ってきて笑えた。

夕方に少し観光ランする予定だったけど、余りにも寒いのと雨が降りそうだったので中止にしたよ。

 

1級河川・最上川の河口。

舟運で栄えた街を見下ろす。

1つの県内だけを流れる河川の中で最も長い。

 

駅前は飲み屋とスナックしかないので、国道沿いにある回らない寿司屋にて。

少なめに8皿16貫程度にしたよ。

 

お宿は酒田駅前の「月のホテル」

図書館が併設されていて驚いた。

本を借りて部屋で読めるとのこと。

 

長旅だったから9時前には寝たよ(笑)

運転は50kmほどだったけどね。。。

 

4時に起きて鮭お握り一個と豆腐のカップみそ汁だけ。

広いバスタブに長く浸かってストレッチ。

 

7時にチェックアウトして外出ると寒くて笑えた。

あっという間に秋に突入!

長袖シャツ一枚だと耐えられない寒さ。

 

よくある駅前のスナック街(笑)

道路の反対側は昭和レトロな雰囲気でした。

再開発はされないのかな。



7時半過ぎに会場到着。気温は12℃!寒すぎる。

参加人数が1000人程と少なく、駐車場も全く混雑していなかったよ。

最初にハーフマラソンが8時45分にスタートする。

 

出走前のフルーツサービス。

これでもかっ!っていうくらいに盛ってあった(笑)

シャインマスカットは食べ放題じゃなかった。

 

寒すぎたので暖かい麦茶が有難いよね。

 

前日に振った雨で地面がぬかるんでいたので、靴が濡れないようにとたくさん板が置かれていてありがたい。

 

 

地元産の梨は甘くて美味しい!

 

 

色づきはないけど甘かったよ♪

 

参加賞は要冷蔵の食べ物。

帰るのに時間かかるけど大丈夫か心配だったぜ。

 

出店は少なかったけど十分すぎる。

 

何故か国交省のブースが。

 

川沿いを走るから管理者としてそのPRかな?と思ったよ。

 

とてものんびりしたスタート風景。

 

90分以内の目標ランナーが少なすぎ!(笑)

優勝者にはつや姫が一年分の60kgが!!

 

90分より後ろのラインにてスタンバイ。

って少なすぎ(笑)

 

 

 

エイドの給食は梨柿バナナ♪充分すぎますね。

給水は名水100選の立谷沢川の水。


スタート前のジャンプやストレッチを繰り返して心拍数を上げる。

高低図を見ると10kmで110m程上がるから、10kmまでのタイムを45分とした。

やや南風が強く吹いて旗が激しく揺れていた。

風が強く吹く大会で有名らしく、山の稜線には巨大な風力発電の風車が何基も見えた。

 

スタートして直ぐに向かい風の餌食に。

前を走るランナーを風よけにしてペースアップ。

3kmほどで単独走になり、100mほど前を走る青いランナーを目標にして足を回す。

 

高低差は黒部名水マラソンに似ているけど、それほど坂道を走っている感じはなかった。

坂よりも強烈な向かい風に難儀した。

5kmまで415を上回るペースだったのが、徐々に向かい風と緩い坂道のダブルパンチを浴びて失速。

遠くに見えるハズの月山なんて視界に入らないくらいに苦しかった。

 

ようやく折り返すランナーとすれ違って、大きなカラーコーンをタッチして折り返し!

途端に追い風を受けて下り基調にもなり爆走!

ラップ見ると4分切っていて驚いた。

風光明媚な立谷沢川の清流と遠くに見え隠れする鳥海山を眺めながら♪

 

呼吸も楽になり青ランナーさんが視界に入った。

少しダッシュして追いつく。

後方に張り付いたら益々呼吸も楽になったよ。

自分の影に気づいたのか、青ランナーさんが少しペースを上げた。

給水でむせ返ってしまい引き離される。

 

残り6km地点で追いついて後方に張り付くことなく抜き去った。

少しペースを落としてペーサーになったけど、呼吸音が荒くなって遠ざかってしまった。

タイムを計算すると余裕で90分切れそうだったけど、左足首が少しズキズキしたからペースを落とした。

往路では見れなかった月山。

復路では遠くに鳥海山がくっきりと見れたよ。

のどかな田舎の風景をひたすら走り続ける。

遥か遠くにランナーの影が見えるほどの単独走。

 

ラスト3kmあたりから何故か向かい風が強く吹き始め悶絶(笑)

後方を振り返ると黄色のランナーが迫っていた。

頭は短くごま塩だったから50代に違いないけど、無茶して追いかけることはしなかった。

 

 

90分切りまで貯金がかなりあったので、無理せずゴールへと走ってラスト200mくらいから追い風になり爆走してゴール!


8位だけど80人しかいないから(笑)

 

距離は300mほど短かった。

 

ゴール後はスポドリを一気飲みして、梨と柿をたくさん食べて糖分補給♪

 

山形米三種食べ比べとおしんこと芋煮!

シャインマスカットは1カップね。

 

 

フルマラソン並な完走食でびっくり!

食べ比べは美味しすぎて良く分かりませんでした(笑)

 

親子ランもあるので家族連れで大賑わいでした。

 

月山龍神ラソンってこういうことだったのか!って、やっと合点した。

この地図の中央から折り返すコース。

温泉は最上川を渡ってすぐの場所に行きたかったけど、橋が工事中で通行止めとなっていて、う回路はなんと13kmもあったので却下。

 

龍神伝説の街道を走って、パンフレットに入っていた月の沢温泉へと向かう。

会場から19km離れた山荘の温泉宿。

ランナーは100円割引で入れました。

 

山頂は遥か彼方で見えず。

 

 

龍神様へ怪我無く無事に完走の報告。

 

国交省のブースがあったのも理解できました。

 

立谷沢川の源流は脆い岩盤で、大雨が降ると大規模に崩壊して土石流となり街を襲う。

幾つもの砂防ダムを増設し街を守っている。

 

1793年の古文書「定書之覚」によると、毎年起こる洪水を鎮めるために立谷沢川龍神を加護し信仰していったようだ。

水を司る神「龍神」を信仰し、流域にいくつも龍神供養塔を造った。

水は高いところから低いところへ流れ、多くの恵みを民へ与えるが、時には甚大な禍をもたらしてしまう。

平成の名水100選となった立谷沢川

龍神様のご加護を受けて走り切ることが出来ました。

 

来た道を戻り国道を東へ進むと美味しそうなお蕎麦屋が。

 

女性が打っていた手打ち蕎麦は腰が強くて美味しかった。

 

ご当地自慢のお土産も買って、お勧めの味噌饅頭を帰路のお供に。

味噌の香りがするもちっとした皮の中に甘い白餡がごっそり入っている。

 

予定では月山を登る計画だったけど、天候が良くないので帰ることにしたよ。

また来月5日に天童に来ることになる。

登山は天童ラフランスを走った次の日にまた行くことにしよう。

 

夕食は那須SAにあるレストランにて。

めちゃくちゃ柔らかい豚ロースカツカレー。

カレーは子供向けなのか辛くなかったよ(笑)

 

清流色のハンドタオルと

 

去年行けなかった人への参加賞。

 

要冷蔵な参加賞は素敵な詰め合わせ!

大きな保冷材はまだ冷たかったよ(笑)

来年の夏練習後に使いたいな。

 


大会を振り返って。

榛名湖マラソン後2週間しか経っていなかったが、たったの17kmで終わったので疲労は蓄積していなかったことが奏功した。

 

ヤビツ峠走と30kmペース走でもかなり余裕があったので、415ペースで走れるか不安だったけれど、スタートから向かい風の中、意外と目標ペースより速く走れたので、折り返してから爆走する自信はあった。

 

エントリー費は4500円とハーフマラソンとしては安い部類。

高校生は2000円!!

小さな町の小さな大会で全てにおいてストレスフリー。

人数が少ないから単独走と向かい風は覚悟しなきゃだね。

部門は細かく分かれていて、小さな子供を連れての親子ランもあり家族で楽しめる大会。

小学生低学年の部も新たに設けられ、この子ヤバっ!って小学生もいたよ(笑)

地元の産物をふんだんに提供したおもてなしは最大級で、500km8時間という長旅だったけれど非常に満足した大会でした。

改善点は距離が300mほど不足していたことと、年代別が40代から59代と広すぎること。

 

去年は怪我で走ることが出来なかった神無月。

来週の大町アルプスマラソンに向けて良いスタートが切れました。