バングーバーオリンピック開幕

アスリート達の夢の舞台、冬季オリンピックが今日開幕した。
私が注目する競技は、アルペンスキーなど、タイムアタック競技だ。
集団での抜きつ抜かれつのレース競技も好きであるが、この一瞬に賭けた〜♪の競技の方が自分の性格に合っているのかな(笑)
私の名前をググってみると、意外なトコロで名前が出てきますネ・・・・・。
同姓同名って結構いらっしゃるのねぇ(謎)


今年のバンクーバーは異常に雪が少なく、選手達もコンディション調整に苦労すると思う。
プロ選手が出場する競技種目が少ない、この冬季五輪に賭けている選手はかなりいる。
4年間、この日の為に死ぬ思いで練習してきた選手達を応援したい。

アルペンスキー競技は、針の穴を通す程の正確なアタックが要求される競技だ。
少しでも集中力を失えば、バランスを崩し、コース外へ弾き飛ばされてしまう危険な競技でもある。
正確さとスピードが求められるのだ^^

正確さとスピード。これは、どの様な仕事でも、土地家屋調査士の試験においても重要な要件であろう。
依頼された土地を測量する場合、正確な測量とスピードが求められる。

先日、依頼された土地のお隣を測量している大手測量会社から、成果の座標値を合わせる為に、測量計算簿を参考に頂いた。
路線測量の精度は約9万分の1だ。総距離は660m。
多角点網図を見ると、バランスが余り良く無かったので、新点をバランス良く設置し、配置点数も2点少なくして9万分の1を超えるべく挑んだ。
補助者さんが観測したのだが、約29万分の1という好結果が出てしまった・・・・(笑)
補助者さんは、2対回観測を覚えたての頃は、観測時間5分前後であったが、今や3分切る速さだ・・・・・(苦笑)
しかも正確に淡々と作業をこなす姿は紅一点!
もう少し若かったらなぁ〜と思う今日この頃(爆)

正確な測量とは、誤差をいかに小さくし、誤差を分配させる為に路線測量を行う事が基本だ。
勿論、測量に使用する機械も、1年に一度検定を受けた機械を使用する。
この検定も費用が掛かるのです。軽自動車の車検並みですかね?
車検は2年に一度ですが、測量の機械は1年に一回やってきます。
痛い出費ですが、お客様の大切な財産を測量するのですから、痛い出費とは言ってられませんね(汗)

測量に使用する基準点も、単にアスファルトに打ち付けてしまうと、道路工事であっという間に無くなってしまいますね。
私は、側溝にドリルで穴を開けて鉄の鋲を打ち込むか、マンホールにタガネで刻みを付けてます。
大規模な道路改修工事でも、亡失することなく残っています。
測量に使用した基準点が現地に残っていれば、境界標が工事で動いたとか、抜かれたとかの場合であっても、境界標を容易に元に戻せるのです。
ブロックの塀や木造建物の角は、観測誤差も多く境界標を現地に復元させる能力はあまり有りませんね。
大谷石で出来た塀の角が、図面に記載されたのを見る事があるが、何処が角なのかさっぱり不明だ。
自分で測量した現場は、自分で責任を持つべきだ。

境界標は、所有者が管理すればそれで良い、と思うのは所謂「ひとりよがりのオナニープレイ」って思うがな。