国内屈指の非常にタフな山岳コース。
歴史と伝統のある岐阜県高山市は日本一の広い面積を有し、ユネスコ無形文化遺産に登録された高山祭りで有名。
江戸時代の面影がある古い街並み、東を望めば日本の屋根と言われる飛騨山脈が連なる。
コースの最高地点は1345m、獲得標高は3800m。
100kmというと途方もない距離で気が遠くなりそうだが、温かいおもてなしと素晴らしいエイドが魅力的な大会。
制限時間は14時間。山岳地帯を走るから何かトラブルが出たら完走は難しい。
初めて走った2年前は梅雨の晴れ間で快晴。熱中症になりかけながらも、スマホで写真撮りながら、飛騨牛をはじめ美味しいエイドも満喫して、真夏日になったけど10時間切りのサブ10達成。
初めての飛騨高山だったので、記録は狙わず無欲な気持ちがプレッシャーにならなかった。
去年は走行後の体重が増えていた爆食い71kmの部だったので、今年はエイド素通りする100kmをガチで走ることにした。
過去に5回も100kmマラソンを走っているので、さすがに今年は記録を狙おうと決意した。目標タイムは9時間21分切り。
50歳をとうに過ぎ、もう少しで52歳という年齢的にもラストチャンスかもしれなかった。
フルマラソンでは自己ベストも更新でき、今年は公私ともに最高の一年にするつもりで挑んだよ。
とはいえ、自己ベスト出せた2月末の静岡マラソンから一向に良くならない右脚。
ハムストリングスから脹脛にかけて突っ張るような痛みがたまに出る。
大会に備えた練習走行として走った柴又ウルトラマラソンの応援ランでは、60kmの応援ランの予定が、厳しい日差しと強い向かい風で軽い熱中症になりゾンビと化した。
単調な河川敷のくせに、土手に上がる坂道さえも走れずに歩いてしまった。そして、不甲斐なく49.5kmで土手から離脱。その後は休養をメインに長距離走は控えた。
柴又練習の前には目標タイムを9時間切りと豪語していたけど、さすがに大きく出すぎだから9時間21分切りとした。
2年前のタイムを見ると、60km以降はエイドごとに休憩を取っていたのでかなりロスしていた。
今年はなるべくエイドでは休憩せずに走り続ける作戦。
大会二日前の練習では膝裏の筋に激痛が走ったので、いつもお世話になっている治療院「フィジオ」で施術。お陰様で違和感がない状態で、早朝の5時過ぎに高山へ向けて出発。
週間天気予報では降水確率80%とか最悪だったけど、大会日が近づくにつれて降水確率も下がり、当日は晴れはしないが雨も降りそうにない走りやすい天候になると予報された。
大雨による土砂崩れによりコースが変更されたので、少し遠回りして変更されたコースを逆に走ってみた。
約2kmの長く暗いトンネル。若干上り基調で狭くて圧迫感ありそうだ。空気もよどんでいて埃っぽそう。通過する時間帯はまだ早朝なので、交通量は少なく排気ガスの影響は感じないかな。
長く緩い坂道を走り終えてトンネルを越えれば一気に急な下り坂だし、急こう配の美女峠越えがなくなったので走りやすいはず。と喜んでいても来年からはまた美女峠越えに戻るんだとか。
受付会場のビッグアリーナに到着。
今年もトミィミューズリーにて美味しいレーズンとミューズリーバー、クルミのケーキを購入。グルテンフリーなのでお気に入り。
最近流行りのサングラスも全種類あったよ(笑)
スイカ色??
今年の記念Tシャツ。2年連続で地味なデザインだけど買いました。
参加賞のTシャツは・・・去年と色違いでデザインが変わらず(笑)
横断幕に寄せ書き!
カメはマネージャー作(笑)
ミクシー仲間の隼人くんと合流。
以前、飛騨に住んでいたこともあり、この大会への思い入れはかなり強い。
去年は故障のためにベストな走りができなかったので、今年は8時間切りを目指すために一年間猛練習を行ってリベンジだ!
受付を済ませ、隼人くんと去年も食べたお蕎麦屋さんでランチ。
今年は軽めに親子丼のみで。
とろとろの卵が具に絡んで本当に美味しかったよ。
隼人くんと別れて食べ歩きへ。
大好物のソフトクリームは・・・
410円の割に少なすぎて写真と違うし悲しかった。つん!が短いんだよ。写真と違いすぎ!
なのでリベンジ!
濃厚で美味しかった!
飛騨牛は明日のエイドで食べれないだろうからね。
冷たい北風が強く吹いて、日陰になると肌寒く、日向では蒸し暑い妙な天気。
さすがにお腹が膨れたので終了(笑)
食後には高山で一番古いお洒落な喫茶店「ドン」にて。
高山市内で一番初めに開店したカフェ。
今年もマラソンの話で盛り上がり、明日の大会で応援してもらうことになりました。
ありがとうございます。
夜食は肉でなく魚に。
富山湾が近いので意外と新鮮な魚も食べられる。
でも肉もね。牛筋煮込み!
ホテルへ戻り明日の準備。
朝食は少なく。
カステラは一切れ。青木屋のくろどらは大好物なので。
バームクーヘンは脂質が高く消化スピードも遅いので却下。
ウェストポーチにはジェルやトローチなど。
胃薬とロキソニンも。
3粒で1000円近くもするカツオスタミナを初めて試す。評判は良いらしいが。
ミューズリーで買ったレーズンも。
2年前よりもかなり少ない。そもそも2年前は食べ過ぎだったな(笑)
市内の銭湯へ行き入念にマッサージして、AT-mini2を着けて20時には目を閉じた。
なにせ1時30分には起きるからね。スタートは4時45分だし。
直ぐに寝落ちしたが、何度か目が覚めて良く寝れなかった。
熱い風呂に入って覚醒!
お餅を湯煎で溶かしてカップ味噌汁に入れて食べて、バナナとカステラも口に入れる。
なんだか忙しなかったけど仕方ない。大好物のヨーグルトは食べないことにした。
乳製品はお腹に良くないらしい。
歯を磨きながらトイレして・・・大して出なかったけど。大丈夫なのか??
しかもAT-mini2の電源が入ってなかったよ。
今年の秘密兵器!
隼人くんお勧めのハムストのサポートと「ひねる!」カーフカバー。これはいい!
右足が外に開く走り方なので早速使ってみた。
3時40分頃にホテルを出発。
駅前なのでとても便利。駅の裏が送迎バスの発着所なので、バスに乗るまで5分とかからなかった。
まだ夜明け前の会場に到着。ちょっと肌寒い。
目標タイムでゴールできるか!?
少しレーズンを食べたよ。
温かいコンソメスープとポカリを1杯飲んだ。
そしてこれ!!マイボトル持参のランナーに与えられるスペシャルドリンク!
隼人くんと再会。
そ、そのグローブは・・・??
整列後スタート位置へと向かう。
徐々に明るくなり気持ちも高揚し始める。
隼人くんの隣に並ばせてもらい、互いの健闘を誓いあった。いよいよだぜ。熊よ。。
フルマラソンとは全く異なる次元の違う緊張感。100kmも走るという恐怖心。
ついに号砲が鳴り一斉にスタート!
隼人くんの後を追いかけたのは100mほど(笑)
隼人、がんばれー!!
短い上り坂をあっと言う間に過ぎると、駅へと続く下り坂が気持ちいい。
呼吸が整って息も上がらなくなった頃に、昨日、訪れたドンのママさんがプラカードを振って応援してくれました!早朝から有難う御座います!!
古い町並みを駆け抜けて、高山城跡を右手にしていよいよ山岳ウルトラマラソンが始まる。
人家が少なくなり山裾には鄙びた神社の鳥居。
10kmラップは48分18秒。それほど勾配はきつくないロードなので快調に飛ばした。
トンネルまではなだらかな上り坂が続くと昨日下見してよかった。
薄暗く息苦しい長いトンネル。
ランナーの踏む力で砂埃が舞っていて気が滅入った。
ようやくトンネルの出口が見え、ここからはやや急な下り坂。
一気に下ってまたすぐに緩い上り坂に差し掛かる。
20km通過タイムは1時間38分16秒。
美女峠を通らないので比較にはならないが、緩い上り坂を走ってもかなり早いペースで通過した。
2年前よりもスタート時の気温が高く、吐く息は白くない。
額から流れ落ちる汗と鼻水を拭って、緩い坂道を懸命に走り続ける。
道の駅のエイドは給水のみで通過。美味しそうな食いモンが目に入った。
徐々に勾配がきつくなり、ようやくカクレハ高原キャンプ場に到着。
ここも走りながらポカリを飲み干し通過。
30kmラップは2時間30分53秒。2年前よりかなり早い。とはいえ、コース変更されたので比較にはならないけどね。
少し走ると一気に勾配がきつくなりペースダウン。
呼吸がかなり苦しくなり歩いたよ。
この時点で目標タイム切りは諦めていた。
歩きでも歩幅を広くした早歩き。呼吸は走っている時よりもかなり楽。
抜いていくランナーとの速度差があまりなかったので歩きとおした。
小雨が降ったり止んだり。もちろん雪を被った山脈など見えない。
獣のうめき声やうぐいすの鳴き声が時々聞こえる。
ようやく下り始め爆走!
歩いている時に給水とジェルを飲んだので、かなりエネルギーが蓄えられたようだ。
アップダウンもなんとか走り抜け、ついにスキー場のエイドに到着し、マイボトルにクエン酸ドリンクを注いだ。
オレンジを食べ走り出そうとしたら、ボランティアの方がういろーをポケットに入れてくれた。これだけは食べて行ってだって。ありがとう!
食えない悔しさマックス!この怒りを下り坂で!!
霧で霞む先に見えるランナーを追走だぜ!
40kmラップは3時間33分31秒。もう前回のタイムなんてどうでもよかった。
歩いている時に抜かれたランナーを追い抜くのみ。
バランスを崩したら血まみれ必死な急坂!それでもぶどうマラソンの坂道よりは怖くなかった。
数人のランナーを追い抜き、あっという間に岩滝トンネルをくぐり抜けた50kmは4時間23分53秒。
エイドでバームクーヘンを一切れだけ食べて、第2の急坂も早歩きで通過。
再び下り坂で爆走し、丹生川トンネルを走って国道に出る。
丹生川大エイドステーションが見えたところにマネージャー発見!
トイレに入って走り出そうとしたら飛騨牛が目に入ったよ。二串だけ食べてすぐにパンシロン注入!
クエン酸ドリンクをマイボトルに注入!!
オレンジは一切れ。
では行ってきます!
この先は3kmも走らないであの千光寺急坂が待ち構えているから、ゆっくり目に脚を運んで胃袋の負担を避けた。
カメ泳ぎポーズ!
60kmラップは5時間22分44秒。遅いのか早いのか良く分からなかった。
マネージャーに聞いたら2年前よりもかなり早いらしい。
千光寺入り口交差点が100kmと71kmの分岐点。
左←が71km、右→が100km!やだー行きたくない!!って叫びながら右折(笑)
で、いきなり急坂だから歩く。歩く。全部歩いた。
焦ることなく給水やジェルを摂って体力温存。
女子100kmの部を6連覇していたランナーが追い抜いて行った。
3人前にいたので現在は4位かな。調子悪いのかな。
雨に濡れたアジサイの葉を触り、手に落ちた雫を腕や顔に塗って上昇する体温を冷やす。
やがて斜面の上に建物が見え始め、やっと急坂が終わって108段の階段を登る。
手すりが冷たくて気持ち良かったよ。
参拝はせずに境内も歩きとおして、この先の急坂を見据えて呼吸を整えた。
急坂を一気に駆け下りたが再び上り坂に(笑)
出鼻を挫かれて歩いたけど再び急坂に!
前方に見えるランナーの背中を睨み追いつき追い抜く。
70kmラップは6時間21分20秒。
峠を下りきっても脚が軽いので、5′/km前後のペースで脚を進めた。
2年前だとこのあたりから日差しが強くなり、時間も昼に近かったので熱中症寸前だった記憶がある。
今年は始終曇り小雨なので非常に走りやすい。
心配していた右脚の状態も悪くなく、左足の踵がやや痛む程度。
74km地点の海洋センターエイドでは、空っぽになったクエン酸ドリンクを給水しすぐにスタート。
この時点からかな。抜きつ抜かれつの「ウサギとカメ」レースが始まった。
何度も急な坂道で抜かれたカメは、ウサギがたむろっているエイドステーションを横目にひたすら走り続ける。
80kmラップは7時間14分15秒!サブ10は確実。
けど、丹生川でマネージャーに「計算するな!!」って檄入れられたからサブ9.5と目標変更した(笑)
再びマネージャーの応援が!
ピント合ってないし(笑)
ありがとう!
70kmのタイムが出てないよって叫んでるし。踏んだよ!!って走って回答。
係員がゼッケン記録しているから大丈夫と思うが心配になった。
徐々に薄日が差し始め、気が付いたら路面に影がくっきり!
急に体温が上昇し汗が滝のように流れる。
ついに休憩!!
水を被ってカメさん帽子も水に濡らす。
ポカリを2杯飲んで、冷たい霧吹きが出る扇風機の前で冷却!
5分弱休憩して再び走り始める。
一度長い休憩を取ると脚が固まって動かなくなる。
徐々にペースを上げて、71kmの部は残り1kmとなる天国と地獄の交差点を通過。
ここからが「ラスボス」と呼ばれる難所が始まる。
2年前はモンシロチョウが出迎えて応援ランしてくれたが、今年は天気が良くないせいか現れなかった。
もう一度エイドで休憩。タイムはどうでも良くなったので、10分くらいエイドで楽しもうという気持ちで入ったが、何故か身体が元気になり3分弱でエイドを出発。
数人のランナーに抜かれ、90km通過は8時間28分2秒。サブ9.5切りは絶望。。。
そして最後の急坂が現れてまた歩いた。
記憶の中では長い坂道でなかったので、そのうちに下り坂になるだろうと楽観していたよ。
5分くらい歩いてやっと下り坂!って喜んだのも束の間でまた上り坂に。
またまた歩いていたらすぐに下り坂になって一気に加速して駆け下りる。
エイドで休んでいるウサギちゃんを横目に走り続けたよ。
6′/kmでも余裕で9時間20分切れるのがやっと分かったけど、脚が軽かったのでペースを落とさずにラップを重ねた。
遥か前方に見えるランナーとの距離が次第に短くなり抜き去る。
ようやく残りの距離表示が現れた。
いつも走っている野川コースに重ね合わせると楽に感じるよ。
野川を後1周すれば終わる。終わってしまうんだな。なぜか悲しい気持ちになったよ。
最後の交差点の信号が変わりそうだったので、渾身の力を振り絞って猛ダッシュ!!
後ろのウサギちゃん達は信号待ちになったかも(笑)
ラスト500mは感極まって唇を噛み締めた。
ゴールまでの道のりは決して楽ではなかった。いや、楽な方だった。こんなんで良いのか?爆食いしてなかったから楽ではないね(笑)
ゴール会場の曲道でマネージャーと隼人くんが応援してくれたよ。
普通の人は一度しか言わないようなことを叫んでしまった。人生で3回目か(爆)
隼人くんが証人になってしまったね(笑)
今年のメダルはとっても素敵だよ!
結局、9時間21分は余裕で切れた。
努力は裏切らない!!
走行記録
ゴール後はロボット歩きにならずにバスに乗れたよ。
ホテルが駅前で助かった!
すぐにシャワー浴びて塩まみれの身体を綺麗にした。
ゴール後の体重。水分補給したので55kgちょいかな。
走行前は58.3kgだった。3kgの減だけど、体脂肪率の低さが際立つ。
少し休んで、早朝から応援してもらったコーヒーのドンへ完走の報告。
自家製のアップルパイ、シュークリーム、チーズケーキが甘くて美味しかった!
夜飯は昨日の昼に食べたきくのやでカツ丼と肉うどんのダブル!
筋肉痛だけだったが少し歩いて銭湯に向かう。
ランナーサービスで飛騨牛乳が飲める。
冷たくて美味しい!
湯船は4種類あって小さいけどサウナもある。
9時間16分の戦いを天井を見つめながら振り返ったよ。
マッサージしたおかげで少し楽になって、すっかり暗くなった古い町並みをとぼとぼ歩いてホテルに戻った。
ビールも飲まずにすぐに寝落ち。
翌朝は目覚ましもなく5時に起床。
身体中が痛くて熱く熟睡できない。しかも鼻が詰まってるし。
朝食はドンにてモーニング。
甘いチョコレートとクッキーが疲労を回復してくれる。
3日間も温かいおもてなしを頂き有難う御座いました。
小雨が降る宮川朝市ではお土産にね。
食べ忘れたお団子を食べて。
道路の境界標は目に入るが、お隣どうしの境界標が中々見当たらなかった。
やっと見つけた境界標。
ホテルへ戻り荷物をまとめてチェックアウト。
千光寺でお別れの挨拶に。
なんだか本当に寂しい気持ちになった。走らせてくれて有難う。
高山祭りがあるので、日程が合えば訪れたいね。
大盛&ライスなんだけどまだ食欲はある!6000kcal以上消費したからね。
一湯目。
二湯目。こちらの方が景色も良く値段は510円と妥当な金額だった。
階段が辛かったけどね(笑)
談合坂サービスエリアで菓子パン購入。全部カスタードクリームが入っていて1200kcalはありそう(爆)
富士山メロンパンは犯罪的な旨さだ。
〆はいつものCoCo壱のカレーで!期間限定のぶ厚カツカレー!って限定にしないでいつも売ってよ。2辛で爆汗に!カプサイシンとターメリックのダブルで疲労抜きに。
大会を振り返って。
初めて参加した一昨年と違って、今年は3回目となるので新鮮味はなく、脚力も記録を狙えるような状態ではなかった。
右足の膝裏が切れるような痛みがいつ出るのか不安だったけれど、テーピングをして走った2回のフルマラソンではその症状が出なかった。
とはいえ、100kmという長い道のりは予想しないトラブルもある。
寝る前の治療器電源入れ忘れという大失態もやり、体重も予想よりも増えてしまい不安だらけのスタートだった。
そんな不安だらけのスタートだったが、号砲が鳴るまで一緒にいてくれたラン友さん達の存在は大きい。
いつも笑顔で応援してくれるマネージャー、そして3年連続でこのスタート位置に立つ隼人くん。いつも本当にありがとう。
乗鞍岳は雨雲に隠れて全く見えなかったが、気温が低い天候にもコースにも恵まれ、急坂は歩いたのが良かったのか、痛みも皆無な状態でゴールに飛び込めた。
今年は偶然にも信号待ちも踏み切り待ちもなかった。
自己ベストを40分以上も更新させてのゴールには驚いた。
ラスト10kmは55分で走れるとは!
気持ち的にはもっとペースダウンさせて走りたかったけれど、抜かれたくなかったので必死に前を走るランナーを追いかけた結果だった。
魅力的なエイドを殆ど素通りした結果はちょっと残念だったけどね(笑)
100kmという長丁場のレースだけど制限時間は14時間。
自然あふれるコースと赤字覚悟の舌鼓で豪華なエイド食が14時間も楽しめる!!って思えば怖くない(笑)
エイドの間隔はフルマラソンよりも長いので、スペシャルドリンクが飲めるようにマイボトルの持参がお勧めだ。
たくさん美味しいご当地の食べ物を食べた後の上り坂は歩いてスペシャルドリンクを飲み、下り坂に差し掛かれば走り出す作戦。
うぐいすの鳴き声に合わせるように口笛を吹いて歩くのもよし。
ゴール後は高山市長の熱いハグが待っている!
来年は71kmの部にエントリーして、素通りしてしまったエイドで完食して完走したいぜ!