第10回飛騨高山ウルトラマラソン100k



黄金色に輝くメダルの中央に鎮座する「両面宿儺」


ゴールゲートへ向かう最後の坂道。


コロナ禍により3年振りの3回目の参加は100k。
春夏秋冬も2回巡った。
美女峠を通らなかった2019年大会は、急な坂道のみ歩いて9時間16分、年代別順位でも5位入賞という好成績だった。



2年連続で中止になり、エントリーしていた71kの部には追加金払えば走れるとのこと。
100kの部にも同じように追金すればエントリー出来ると決まった。
3年前にはガチで走ったので、翌年はファンランにしようと71kにエントリーしたけれど、去年の秋の柴又100kで一般の部で優勝したミクシィ仲間のれりさんが「飛騨高山へ連れてって❗️」と言うので、刺激を受けて100kの部に変更した。

二度と走りたくないと叫んでゴールした柴又100kマラソン
死場魔太とも言われている(笑)
コースは平坦で走りやすいが、江戸川の変わらない風景の単調さに加えて時期的にも厳しい夏日。
ゴールへ向かう復路は南風が向かい風になり、熱中症寸前でゴールするような変態コース。
10時間切りのサブテンすらできず、股擦れの激痛に耐えて悶絶しながら完走した。
なので、飛騨高山100kは柴又より楽だし暑くないし、なにしろ今年は最高地点のスキー場行かないコースだからサブテンは楽勝よ!って背中を押したのさ(笑)
3年前になかった美女峠は復活したけど、スキー場行かないなら楽に走れると思ったのは私だけではないはず(笑)


コロナで2年連続中止となったが、高山市へは毎年訪れていて、当然ながら早朝から街中も山中も走り回る旅ランをしていた。
環境庁からコロナ禍における旅行のアンケートが何度も届いたが、コロナが早く収束してマラソン大会が開催されることを願いますと欄外に書いたっけ。

3月は殆どの大会が中止になったが、検査手法を厳しくした東京マラソン名古屋ウィメンズマラソンは開催にこぎ着けた。
ウルトラマラソンに至っては、4月の富士五湖、5月の野辺山と続けて開催された。

フルマラソンの倍以上の距離を走るウルトラマラソンでは、数キロごとに設けられるエイドステーションでの給食が一番の鍵となる。
当然ながら感染対策も重要だが、全て個包装の簡易なものだと味気なくなってしまう。
富士五湖ウルトラマラソンでは包装されていないチョコエクレアが提供されていたのには驚いた。
今回の飛騨高山ウルトラでは当初、通常大会の給食にはならず、個包装されたバームクーヘン等での提供となるとのことでした。
しかし、開催が近づくにつれておもてなし給食が追加され、なんと一覧表示の中に飛騨牛が!
焼きそばこそなかったが、74kの海洋センターエイドには「飛騨とらふぐの唐揚げ」とある。これは謎めいてるね!
ほぼほぼフルサービスのエイド内容となって安心したよ。

美女3人と美男子2人の5人。計画したのは1月のハイテクハーフマラソンのとき。
コロナで先行きが全く見通せない中で開催されるか不安だった。
田に水が張られ、夜にはカエルの大合唱が始まる5月には開催決定と発表されて安堵した。
金曜日の夜飯はちょっと高級なお寿司を食べようとしたが、人気店だったので時間内に入れず。
寿司が食べたかったので、同じフロアーにあって寿司も食べれる「しゃぶ葉」に。

結局、寿司よりも肉をたくさん食べてしまったよ。


天気予報は二転三転の繰り返し。
ようやく予報確率が高まった頃には晴れて暑くなり、北西の強風が吹き付ける恐怖の予感が(笑)



今回はレンタカーを借りて2泊3日の旅ラン。
レンタカーは予約していたシエンタでなく、ビックサイズな8人乗りのデリカに変更されていた。しかも新車でラッキー‼️新車の臭いが充満(笑)

でも小さい車しか乗ってないから不安だったけど(笑)

府中駅に集合して8時に出発。車内にはキャッキャと甲高い声が炸裂(笑)
関東地方は早くも梅雨に入り青空は見えない。
飛騨高山の天気予報は二転三転してはいたけど、2日前の予報では雨の心配はなく、昼前から晴れるとの予報。
気温は高くならないけど、過ぎ去った低気圧が発達して、北西の風が強く吹く。
コースは東西に長いので、風の影響はかなりあると思った。

女子3人は5月3日に坂道練習としてヤビツ峠を走ったよ。
駅から約13kの道のりは、勾配こそ厳しくはないが、どこまで走っても先が見えない風景は飛騨高山のコースに似ている。
柴又100k一般女子で優勝したれりさんと一緒に走ったけど、キロ630でもかなり辛そうだった。
復路の下り坂を430ペースで走る予定だったけど、筋肉痛になってしまいペースダウン。
それでも平均5分30秒を上回るラップで走り終えた。
71kクラスの奥様とはるるんも、苦しそうだったけれど歩かずに峠まで走れて一安心。
私は6月に入り2回もヤビツ峠練習に励んだ。坂道に対する恐怖心はなくなり、100kサブ9への自信を強く意識した。

高速に入り運転を奥様に交代。
女子トークが炸裂しすぎて、笑ってばかりでアゴが疲れる(笑)
なんでこんなに喋るんだい?(笑)

諏訪湖で早めの昼食は地元で採れた蕎麦の大盛り。

ちょっと多すぎたかも。
明日は4時半にスタート。それを見越して食事も風呂もトイレも済まさなければならない。
大の方は2日間ため込んで出発前に一気に出す計画だったけど、大盛り蕎麦を食べたら数時間でお腹が赤信号になったが我慢した。

運転交代して松本から一般道へ。
車が大きいので狭い道は緊張したが、2時過ぎに難なくホテルの無料駐車場に到着。
慎重に車庫入れしたつもりがコツンと。。。。
フェンスの支柱が出っ張ってて、そこに気づかずに当たってしまい物損事故に。
プラスチックのバンパーが少し凹んだが事故処理をしてもらいました。

反省からの回復は早くもみたらし団子90円で。


高山陣屋前にて。


赤い橋で記念撮影。



いつものやつはチーズ入りに(笑)

かなり腹が膨れて今にも出そうだったけど我慢我慢。

古い街並み通りは人で溢れていたよ。


食後はコーヒーのドンにて。


みなさん元気で安心しました。

シュークリームが焼きたてだったよ!

甘くて美味しかった!いつもありがとうございます。


トミーにも会いに!
朝食に食べているミューズリーグルテンフリーでカロリーも低くお勧めです!
ミューズリーバーを買いましたよ♪

早めの夜飯はおそば屋さん「きくのや」にて親子丼。

ふんわり玉子とプリプリの鶏肉が美味しいんですよ♪


ホテルに戻り、温泉に入ってリラックス。
広すぎる浴室と露天風呂も素晴らしかった。
体重は58kgちょっと。
お腹がかなり膨れている。
スッキリどかんって出せば少し軽くなるかな。

明日の戦闘服。

亀さん帽子は前回同様にお供。
頭と手足にたっぷり水が貯まるので、暑くなると絞って水を出して冷やせる。
はるるんからお誕生日と結婚記念日のお祝いに緑のゲーターを貰いました!ありがとうね!!
ゴールまで連れて行くから!

シューズはウルトラマラソン2回走ったことのあるスカイセンサー・グライドⅡにした。
ターサーにしようか迷ったが、重さはさほど変わらないし、まだクッションもあるのでスカイセンサーにした。

中々寝付けずにうだうだしていたけど、結局は10時半頃には寝たかな。
目覚ましが鳴る前の1時半には目が覚めた。
熱めのシャワーを浴びて覚醒。
ポットのお湯にお餅3個入れて柔らかくして、アサリのカップ味噌汁に投入。
ゆっくり咀嚼してカステラ2個とバナナ1本食べた。
結局、おっきいのはちょっとしか出なかった。腹が重たい。

まだ夜明け前の道を駅へと歩く。同じように荷物を手にしたランナーが駅へと歩いている。
送迎バスに乗り込み会場到着。
フルマラソンのようながちな雰囲気は全くないところが良いんだよね。
3年待ったけど、特に長かったという印象はない。
再びこのスタート位置に並ばせて貰い感謝します。
ほんと、感動の連続だった。

暗闇に浮かぶスタートゲート。
フルマラソンにはないこの雰囲気が好き。

いよいよ100kのスタートが始まる。

こんな可愛いクリンとしたお目々で「捕獲しますから!」っていつもより低い声で言われて鳥肌が立った(笑)
捕獲されてたまるかー!って胸の中で叫んで、最初の坂道を駆け上がった。

目標ペースは50kまでキロ5で押す。
今大会はおもてなしエイドも凄いので、しっかりと給食を楽しみながらラスボスで迎え撃つという作戦。
柴又100kの粘り強さから、必ずラスボスで追いつくと思ったよ。
最後の10kから徐々に引き離し、サブテンのペースでゴールイン!!というのが理想だった。。。。。。

ドンのママさん親子が早朝から応援して貰いました。ありがとう!また明日のモーミング食べに行くよ!!
背の高いイケメンのトミーも!!大きく手を振って貰いました。

古い街並みを駆け抜ける。あっという間だけど、本当に高山の街をまた走れたんだって感無量に。みんな、本当にありがとう!屋根の上からもありがとう!!


街を挙げての大会。
3年間待ちどおしかったのはランナーだけではなかった。
小さな横断幕から家の壁いっぱいに広げられた応援のメッセージと感謝のことば。
笑顔で声に出して応えたよ。ありがとう!

小さなアップダウンと信号待ちに1回捕まったが、キロ5ペースを維持して平坦路を駆ける。
ほどなくして最初の急坂の美女峠に差し掛かる。


標高1345mのスキー場へは行かず、今年は1010mが最高地点。美女峠が終わってしまえば、300mほど上がる5k前後の坂道があるのみ。
楽じゃん!ってほくそ笑むが、美女峠に入った途端に心拍が上がりっぱなし。
数カ所の路面が新しくなっていた。台風の影響で崩れてしまって修復痕が真新しい。
ヤビツ峠よりも勾配は緩い筈なのに、めちゃくちゃ息が上がる。
まだこれから楽しいことがあるのに、道半ばで生涯を終えた生き物たちを目にする。
まだ死にたくないから…🤣
今年はエゾハルゼミの声はなかった。
得たいの知れない生き物の鳴き声もしない山中の狭い道で、自分の呼吸音と着地音だけが響き渡っていた。
なんとか美女峠は歩かずに走破。
ようやく下り坂に入り爆走してペースアップ。




駆け下りると逆の矢印の白線が目に入った。ここを逆に上るんか??
スキー場の代わりの小さな峠を睨みつつ、キロ5のペースでラップを刻んだ。
エイドのテーブルには美味しそうなフルーツもバームクーヘンも。
57.4k地点にある丹生川エイドまでは食わない作戦だったので素通り。

30k通過タイムは2時間29分28秒。3年前より少し遅れたが、設定した目標タイムはクリア出来た。
秘密兵器のモルテン投入!
今回はモルテンを3つだけポーチに入れた。

前夜の降雨によりかなり蒸し暑く、鼻水よりも汗の量が凄かった。
スペシャルドリンクを口に流し込み、次の急坂に備える。
勾配がかなり厳しくて早くも歩き作戦。
コースと高低図が頭に入ってなく、この急坂が例のヤツかとスマホ取り出して確認したら違ったよ。


東西南北が全く分からなくなっていた。

再び急な下り坂になり爆走。歩いても大して差は出ないので落ち着いていた。抜かれたランナーを抜き返して気持ちよかった。
あっという間に上り基調になりペースダウン。
前回の優勝者の女性ランナーに追いつかれあっさりと抜かれた。
黒部では抜かれなかったのに!

何故か反対方向からランナーとすれ違った。
後発組の71kの組。

大町でも抜かれた同年代のランナーにも笑われながら抜かれた!
「また大町エントリーしたよ!」って叫んどいた。
辛い。辛すぎる!!結局2回も歩いた(笑)ヤビツ峠練習は何だったんだー!!
驚いたことに奥様とすれ違った。
楽ちんな下り坂を楽しそうに走っていたよ。楽しいのは今だけだーーーー!!


歩いているところは撮られなかった(笑)


ようやく40kの最高地点を通過。タイムは3時間31分17秒。11分のオーバーを下り坂を爆走して取り返したかったが、着地すると足裏が響き始めた。
45kまで下り坂が続いたが、それほどペースが速くなかったので歩いた遅れを取り戻せなかった。
爆汗度が酷く喉が渇いたので、45kのエイドにて給水。
うんめーーーー!!かなり飲んでしまったよ(笑)
給水の種類も多くてカルピスもあった。

57.4kの丹生川までにもう一回急坂があるので、歩いても良いからと足を回した。
この時点で自己ベスト更新は諦めた。
2回も歩き倒して下り坂を爆走!!とはならなかたよ。




着地すると足裏に鈍痛が。
急坂が終わってもやや下り基調なのにペースは全く上がらなく、キロ520程度の速さだった。
前回は430ペースで駆けていったのに。
スカイセンサーのクッションが全く感じられず、着地する度に鈍痛が。。。足底筋がちょっと硬くなっっているようだった。
ようやく57.4kの丹生川エイドに到着。滞在時間は5分間とした。

歩いているときにれりさんの通過タイムをチェック(笑)したんだけど、15分前後あった差が全く広がっていなかった。
お目当ての飛騨牛を2切れ食べて胃薬飲んで給水。自撮りして再び千光寺へ向けてスタート!

しばらくジョグペースで進むと、あの分岐点が目に入った。
右に曲がると激坂が(笑)
ここからは10kを1時間のペースでもサブ10。貯金は十分にある。大丈夫、捕獲されないから!!


早歩きで急坂を攻めようとしたが甘かった。足が前に出なくなった。
給水したはずなのに喉が渇く。
前夜の雨で濡れている葉っぱはなかったよ。3年前はその水で顔や手を冷やせた。
時計がチロリンって鳴った。
飛騨高山ウルトラマラソンのライングループにれりさんから投稿が。
「足攣りとの戦い」
「まだ諦めていない」
頑張れ!!って投稿したら
「千光寺歩いてる」
・・・・
チカっ(笑)
すぐ下まで来ているとは!!!

とはいっても1kは差がついているので少し安心した。
上の方から鐘の音が聞こえた。

加齢に抗いながら、今までにない厳しい練習を積み重ねた。
つづら折りの坂の上から聞こえてくる鐘の音色。
あの階段を登ると祇園精舎が現れるような錯覚が(笑)・・・落ち武者かっ!!
誰だ、前回より楽なコースだからサブ10は楽勝だなんて言ったのは❗️
まさに今の自分は沙羅双樹の花の色。
今年がもう限界なのか。答えは不要だ。

まだ追いつかれるには早い。もっともっと先へ。
来年も再来年も目標となるランナーでいたいんだよ。

やっと急坂が終わり108段の階段へ。

当然だけど歩くよ(笑)

スマホを弄っているのを撮られた(笑)
階段登って逃げ切りたい(笑)って送信。。。。

2度目の急坂も歩いた!



また時計がチロリンって鳴って見ると・・・・


楽しそうじゃねーか!

勢いで下り坂を爆走!!
ってのも束の間で、徐々に左足の付け根がしびれて足が上がらない。
着地のたびに響く。惰性で下って平坦路でも良くならない。
西から吹き付ける向かい風も重なり、歩いたりジョグしたり距離を稼ぎ、70k通過タイムは6時間45分26秒。
もうサブ10すら絶望的に。
坂道以外でも歩いてしまうなんて情けなさ過ぎる。
シューズが路面に擦れるシャッて音が情けなかった。
大腿四頭筋の付け根が痺れまくって足が前に出ない。
歩くのも辛くなり、74kの海洋センターエイドでリタイアすると決めた。
胸のゼッケンを外して小学校の校庭脇をとぼとぼ歩くと、サッカー少年達がわんさかと集まってきて質問攻めに(笑)
「なんキロ走ったの~」
「どこまでいくの~」
「なんであるいてるの~!!」

うっせーわっ!って心の中で叫んで早歩きで逃げた。

海洋センターのエイドに到着し、痛みが酷かったのでテント脇のパイプ椅子に腰掛けた。
放心状態で目線をまっすぐにすると、水色のタンクトップ姿のランナーが目に入った。
早っ!
発見されると追いかけるモチベーションをなくしてしまう。
ばれないように顔を横に向けた。
しかし、目立ちすぎる緑色のかめさんの帽子が命取りとなった。
すぐにロックオンされて「なにやってんのー!!」って叫ばれてあっけなく捕獲。
引きつった笑顔で「最後まで頑張って!」ってエールを送りグータッチ。
逞しい後ろ姿を見送って、恥ずかしながらゼッケンなしでご馳走になりました。

謎だった飛騨とらふぐの唐揚げ。
白身で淡泊だったけど、鶏の胸肉のような美味しさだった。
こんなに高級で美味しいとは!もっと爆食いすれば良かった。

camp-fire.jp



鹿肉の冷しゃぶ。
ごまダレで美味しかった。


竹の子の煮付け。


梨打ち汁(豚汁)
たくさん食べてって言われたので2杯食べました。


給水も十分すぎるほど摂取して、大会関係者のハイエースに乗せて貰いました。
先を走っているたくさんのランナーに追いつき追い越したら、再び見覚えのある水色のタンクトップ姿が!!
運転手さんにスピードを落として貰い窓を開けて檄を飛ばしたよ!
「ゴールで待ってるから!最後まで頑張れ!!」
笑顔で手を振って応えてくれたけど、絶対に闘志を燃やしているはず。。。
がめこのバカヤロー!!って(笑)

会場に到着してコーラのペットボトルと例のヤツ、不完走タオルを貰ったよ。
着替えて続々ゴールするランナーを見に行った。みんな素晴らしかった!

仲間4人のラップタイムは順調で一安心。71k組は丹生川の大エイドでラップが止まっていたけど。食い過ぎじゃっ!
れりさんの90kのラップを確認してほっとした。
ラスボスと呼ばれる坂も難なく走り終えた。
ラスト数キロは追い風と下り基調の道だから!とにかく笑顔で戻ってこい!

最後の坂道で上空から最後の檄を飛ばしました。○子!笑顔でゴールだよ!!!


最後の坂道を駆け上がり、笑顔でゴールゲートへ飛び込んだ。
いつものように両手を空高く。
格好良かった。
素敵なゴールシーンをありがとう。
10kでもなく20kでもない。フルマラソンの倍以上の距離を、山岳コース含め走り終えた姿は美しかったぜ。


汗だくだったので、会場を後にして大浴場で汗を流した。
部屋に戻ったら他の仲間も無事にゴール!


はるるんも初めての飛騨高山で71kとはいえ、とっても素敵な笑顔で帰って来ました。
奥様はいつものように戦利品をたくさんリュックのポケットに(笑)
エイドのおじさんに「そんなにたくさんお菓子入ってると熊に食べられちゃうよ!」って言われたって。

戦利品!

コロナ禍なので、個包装された粉モンが多かったけど、都内では中々お目にかかれないお菓子もありました。



フルマラソンを1回しか完走していなかったK助さん、なんと11時間37分で無事に完走!

71k組はお楽しみエイドを満喫。羨ましいー!
はるるんは飛騨牛を8枚。
おにぎりに巻いたって、飛騨牛を(笑)


夜食はちょっと歩いたけどラーメンと餃子食べたよ。
74kしか走ってないから食欲あったので、ほぼほぼ全部のせの大盛りに(笑)


翌朝も走る予定だったけど、さすがに左足の痺れが取れてなかったので中止に。
9時にチェックアウトして、応援して貰ったドンで朝食。

オレンジをサービスして貰いました。


トミーにもお礼を言って、ミューズリーバーを買いました。

亡くなった義母の実家である照蓮寺へ。


最後に千光寺へお参りに。


今大会のメダルにも鎮座している両面宿儺。
内部が特別に公開されていた。
史書日本書紀にスクナという人物が書かれていた。
「異形の怪物」
開山の祖として千光寺に祀られている。
丹生川地域では、この宿儺様が信仰の対象となっている。




丹生川支所にもデカい木像があったなんて、今まで全く気づかなかったよ。
完走したみなさん、素敵な笑顔ですね!


誘った言い出しっぺが不完走だったので反省。



大会を振り返って。

ミクシーランニングコミュニティのイベントで知り合って、色々な大会で走ってエール交換している内に、飛騨高山ウルトラマラソンの魅力が浸透していったようだ。

年始めのハイテクハーフマラソンで久しぶりに会ったれりさん。
あの柴又ウルトラ100kを3回も完走し、去年は残暑で厳しかった大会で9時間30分で一般の部を優勝。
「高山に連れてって!」って言われたときは嬉しかったけど抜かれそうで怖かった。
それほど柴又100kは自分にとって恐ろしい大会だった。

ミイラ取りがミイラに!!ってのを避けるべく、3月から30kをメインに練習。
その結果、黒部名水マラソンでは大会自己ベストを更新させた。
高山ウルトラまで3週間あったので、走る距離は短くし練習の質はそれほど落とさなかった。
坂道対策として、ヤビツ峠に3回も通って準備万端。もう疲労抜きジョグ程度でも良かったが、懲りずに坂道練習を続けてしまった。
結果として疲労は全く抜けず、左足の大腿四頭筋を痛めてしまった。
大島ウルトラマラソンの時も80k過ぎて大臀筋に痛みが出て歩いたが、そのときは徐々に痛みが引いてゆっくりジョグできた。
今回は時間が経てば回復するような痛みではなかった。
心の痛みもあるのか。精神的な問題かもね。
諦めず歩いてでもゴールへ向かえば制限時間内には完走出来たが、痛み止めを飲んでまでラスボスを走ると更にダメージを負う気がした。
走ることが何よりも生き甲斐としてる性分。
痛みが増して走れなくなることが辛かった。

2泊3日の楽しい旅ランは存分に味わえた。
誘った仲間達も無事に完走して、本当に嬉しかったよ。
不完全燃焼に終ったが大満足な大会でした。
間近で尊敬するランナーのゴールシーンが見れたから。

れりさん、また来年、楽しくも苦しい100kの鬼ごっこが出来るようにまた一年間練習を頑張るよ♪
お互いに切磋琢磨しながら飛騨高山100kのサブテンを目指しましょう!

ホテルは大浴場だったし、個室のお風呂も3つあった。
部屋は思っていた以上に広く綺麗で素敵でした。
出発前のバナナとドリンクのサービスもあり、来年また是非とも利用したいホテルです。

www.wathotel.com



不完走タオルは日本製でとても柔らかいタオルだったよ。
完走メダルより貴重品だぜ(笑)