湘南国際マラソン第8回 10キロレース

神奈川土地家屋調査士会のお誘いで参加した去年初レース。
ジョギング程度のランニングを行い、タイムは57分だった。
それからは、毎日のように走り込み、1キロを4分10秒で走れるようになった。
こりゃ多摩ランでは、44分を切り、体調が良ければ41分台も可能か?と期待した今日のレース。
しかし、少し前に首を寝違え、自転車で長距離を走ったことによって、頸椎損傷という最悪の状況に。
整体で治療を受け、左腕の痺れと首の痛みはかなり回復したが、右足の違和感は未だに継続していた。着地をかかとですることができす、土踏まずで全ての体重を支えてしまう。20年前に右膝の膝蓋骨骨折をして以来、右足の筋力が相当落ちている。かかと着地しないと、その負担がもろに膝にくらってしまう。



朝4時に起床し、多めの朝食を取り5時前に家を出る。
レースのお供は「大吟醸
みゆきさんの力強い低音と、透き通るような高音が、これからの戦いに自らの肉体を高揚させていく。そして、走り終わった後の「酒」!



小田急線喜多見の駅前で、ゼッケン等が入った封筒を忘れてしまったのに気づき、重たいリュクを背負って2km走ってしまった。汗だくだくな状態で電車に乗り、タクシーで現地入り。
今年も多くのランナーを集めた湘南国際マラソン
エントリーするのは至難の業だ。そんな大会にエントリさせて頂いた神奈川会のメンバーには感謝の二文字に尽きる。本当に有難う御座いました。



会場の気温は低く、空はどんよりの曇り空。着替えを済まし、体を温めスタートラインに並ぶ。
いきなりサイレンの音がし、救急車がランナーの列をかき分ける。どうやら、先頭に並んでいたランナーの具合が悪くなったみたいだ。走行中、何度も見かけた「AED」の真っ赤な文字。途中でお世話にならないよう、死ぬ気で走る!


勝負靴の紐を、いつもより念入りに締上げた


スタートの号砲が鳴り、先頭から一斉にスタートした。前の列をかき分け、1km4分のペースで駆け抜ける。息は上がらず、いつもの呼吸方法をすることが出来、もしかして40分切れるか?!と思ったが甘かった。
案の定、右足がだるくなり、かかと着地が出来ない状態に。折り返し地点を迎え、ラップを確認すると4分20秒で通過。バイパスへ上る坂道も、ピッチ走法と前傾姿勢で、去年の苦しさを乗り越える。大きな体をしたゼッケン「Aクラス」の方の後方にぴったり付き、体の回復を望んだ。


8km過ぎてタイムは上々。そこで気が緩んだ。もういいや、そしてもう「嫌だ」と。
ペースがかなり落ちたが、ゴール間近の大声援で復活!残り500mの坂道を猛ダッシュ!観客に手を振りながら笑顔でフィニッシュ!!




ゴール後は、力尽きて倒れることもなく、始終笑顔でサポーターへ有難うありがとう!と感謝の気持ちを伝えることが出来た。
神奈川会の方達と、温泉に入り宴会の乾杯。土地家屋調査士会の横断幕も作って頂き、改めて感謝の意を表します。




土地家屋調査士という国家資格試験の受験生も年々減少し、数年後、この資格が存在しているという保証はない。全ては国民がその選択を行う。
今回の大会参加に関しても、そんな土地家屋調査士知名度アップのためでもある。
知名度を上げるには、個々の土地家屋調査士の努力に尽きる。大枚を叩いて知名度を上げるよりも、個々人が小さな努力を積み重ねれば自ずと結論は見えてくるでしょう。



人間とは、本能で生きるものではない。頭が良いことが災いし、どこかで楽をするずる賢い生き物なのだ。
魚達は、今現在、子孫を残すために、本能に従って荒れ狂う激流を遡上している。
鱗は剥がれ落ち、陸地に乗り上げ生命を絶ってしまう魚も多数いるんだよ。
苦労もせずに、何の努力もしないで、国民の信頼を勝ち取ることが果たして可能なのか。
中島みゆきさんの「ファイト!」を聴いてそんな思いだ。



明日からは、10kmレースの練習は終了し、フルマラソンの練習を行う。1km5分30秒台で長い距離をゆっくりと走る。
来年1月5日の「こりゃ多摩ラン新春レース」で4時間を切ることが目標。
そして、次回の湘南国際では、フルマラソンにエントリーし、3時間30分を切ることを来年の〆としよう。

最後に、汗で重くなった事務所Tシャツに感謝