手術終了(早っ)

あっと言う間に終わりました(笑)

肥えた脇腹に出来た脂肪腫を取り除く手術でした。
局所麻酔で行う手術で、手術室に入ってから終了まで1時間も掛かりませんでした。
歯の治療と同じく、意識はあるので、手術中の雑音や会話が耳に入ってきて、非常に緊張しますね。。。
医大生も見学していたので、皮膚を綺麗に切る説明や、縫合の上手なやり方も教わる事が出来ました・・・・・(爆)
腫瘍の大きさは3cmから5cm位でしょうか。
取り除いた脂肪の塊を見せてもらったのですが、例えて言うならば、プリプリな白いエビがエビチリソースになった感じでしょうか。うぇっ。

手術前の問診と検査で4回程病院に足を運びました。皮膚科の医師からは、脂肪腫は死亡腫ではないので、直ぐに取り除く必要はない、との説明を受けたのですが、徐々に大きくなってきていたので、思い切って手術に踏み切った次第です。

脂肪腫の場所を特定し、マジックで皮膚に書き込み写真を撮影。
患者が手術に耐えられる体かどうか採血検査とレントゲンの撮影。
簡単に問診して切って取ると思っていたのですが、手術という行為が、人体に与える影響は計り知れないものなのですね。


土地家屋調査士の業務においても、医師の手術と同じく、筆界確認に至るまでの過程には非常に多くの作業を行います。
資料や情報を入手し、現地踏査・測量を行い、現場の写真を撮影。


「病気を診ずして、病人を診よ」とは、私が手術した病院の理念ですが、私の場合、「資料を診ずして、現場を診よ」でしょうか。
資料も勿論精査するが、重要なのは現場にあり、という事です。
土地家屋調査士が常に睨んでいるのは「筆界」です。筆界は何処か、所有権界と一致するのか、が重要なのです。
筆界は、今現在設置されている構造物や境界杭を結んだ線で本当に正しいのか?筆界が形成された年代及び今現在の状況など、様々な現場の情報をこの目で診るのです。

麻酔が切れて痛みが出てきましたので、今日はこの辺で終わりにします・・・。