第20回ハイテクハーフマラソン

谷川真理ハーフマラソンから名前を変更し、今回で20回目の大会となった。
「地雷ではなく花をください」というキャッチコピーも浸透し、20回目の記念大会はフルマラソンも増設された。

荒川の河川敷で正月明け早々に開かれる。
正月の食い倒れモードから中々抜け出せなかった一昨年に初参加。
その時はネットタイムで85分切りを達成。体重増ーにもかかわらず、意外にも楽にゴールできた。
2年後の今回は、脚の調子も良く、しかも爆食い正月モードは3日で終了。
この大会に向けての調整練習も順調にこなせた。
正月明けの肥えたお疲れモードとはかけ離れた状態だったが。。。



5時に起床し、朝食は6枚切りの食パンを2枚、ヨーグルトにフルーツグラノーラたっぷり、ミカンも食べた。
電車を乗り継ぐ駅の階段ではかなり胃が重かったが。。。。
フルグラは栄養価もカロリーも高く、フルマラソンには丁度良いんだけど、ハーフマラソンでは量が多かったみたい。
食事制限をしていた反動で、大会当日の朝に食べ過ぎてしまった。軽い胸やけが続いていた。

1時間前に会場に到着。
週間天気予報では雪マークもあったが、日を追うごとに降水確率も下がり、当日の朝は雲が広がり真冬並みの空模様でも、スタートしてからは気温も上がり風も弱く、正に「絶好のマラソン日和」となったよ。



スタート30分くらい前には少し晴れ間も覗きはじめた。


堤防の上で軽くアップジョグ。
この日の為に購入したソーティマジック。

ターサーよりも軽く、爪も細かいからぐんぐん前に蹴りだせる。


スタート直前には晴れ間も多くなり、手袋もつけずに号砲を待つ。


号砲が鳴りスタート!
スタートロスは13秒くらい?前走者のペースが早くスムーズにスタートできた。
5kmまでのラップペースが意外にも4′/kmを軽く切っていたのに驚いた。
5kmは19′39″で通過。向かい風は思ったほど強くなく、呼吸も脚も特に苦しくもなかった。

土手下から土手上に上がる手前で少しペースを落とし、10km通過は40′9″。
一昨年よりも30″早く通過。

土手上をしばらく走り、折り返しのコーンが見えて土手下へ下って折り返す。
コーンにタッチして、再び土手上を駆け上がって、またまた土手下へ駆け下りる。



陸連登録者は荒川上流コースを走ることになるが、上流コースは公認取れているだけでなく、折り返しからの下り基調と追い風で、ベストペースを維持したままゴールできる。
好記録が毎年出ているので人気は衰えない。
ただし、翌週にも同じ場所で「赤羽ハーフマラソン」も開かれる。
走りやすさと大会規模ではハイテクの方に軍配が上がるな。エントリー費は高いけどね。

土手下を駆け下りると案の定、背中から「神風」に押されてペースアップ。
前走者を何人も抜き去りとても気持ち良かった!
雲は全て消え去り、まっすぐに伸びる河川敷のロードと、真冬の青空の間に走っているランナーの背中が美しかった。

一昨年と同じように楽にゴールまで行ける!って感じたのも束の間で。
13km付近から何故かやや強い向かい風が吹き始めペースダウン。
苦しくなるとついつい時計をガン見してしまう。
ラン友さんの熱い声援を受けて脚を速める!
消化しきれなくなったフルグラの生ぬるいゲップも出始めた。
鼻水もヨダレも風に乗って後方に飛んでいく。
なんとか前走者に食らいつくがギブアップ!
15km過ぎてからコース脇にそれてジョギングして呼吸を整えた。



集団が通過したので、風よけの為にコバンザメ作戦開始。
それも1kmも続けられずに再びギブアップ。
脚の疲労感はないけど、呼吸がめちゃくちゃ苦しい。。。
一昨年のタイムを目指すような気力もなくなり、苦しまない程度のペースでゴールしたよ。


走行記録

https://go-wellness.epson.com/neo-run/user/view/shareWorkout.html?shareId=311091027852088200000000000



温かいお手拭で身体を拭って、完走食にランチパックをもらった。
参加賞のTシャツが緑色で救われたよ。
汗は程よく出ていて寒くなく、タイムは良くなかったけど久しぶりに雨に濡れずに会場を後にしたよ。

赤羽駅へ向かう途中で銭湯に寄った。
周辺にはいくつかの銭湯があるが、今年は一番近くの「岩の湯」で汗を流した。


45℃の激熱で温まり、2種類のジャグジーで脚をマッサージしたよ。
昼飯は久しぶりにチーズナン!


ナンとマトンカレーもお替りして疲労回復!




大会を振り返って。

絶好調だった一昨年のタイムは超えられなかった。
フルグラの食べ過ぎで胃もたれが原因だと結論づけたい。
加齢からくる走力低下?練習のし過ぎで疲労蓄積?
一昨年よりも体重は軽く絶好調だった気がしたのは?
天候は絶好のマラソン日和。復路で予想していなかった向かい風でモチベーションが下がった。
ペースダウンした原因はいくつもあるが、結局は自分に負けてしまったということ。
気持ちが強ければなんとか踏ん張っていたかもね。

次はアップダウンが豊富で美味しい大会の「館山若潮ラソン」。
記録を狙うのではなく、雄大黒潮の流れを見ながら楽しく走りたいな。