第30回記念 春日部大凧マラソン




ハーフマラソンの部に参加。
北海道からラン友さんが参加するというので、マネージャーとエントリーのハズが、二人ともエントリーし忘れというオチが!

埼玉県東部に位置する春日部市。牛島の藤で有名だが、異常に暑い日が続いたので見頃はとっくに終了。
名の由来は鎌倉時代武家・春日部氏。調布市入間町の入間氏と同じだね。粕壁と表記されていたのを改めた。
会場の最寄駅は春日部ではなく南桜井
4時半に起床し電車4本も乗り継ぎ、会場まで2時間半超。
幸いにも到着時間が8時と早かったので、送迎バスの本数の多さもあり、約20分の待ち時間で乗れた。
近いようで遠い!

8時半過ぎには会場に到着した。
大凧がお出迎え。


橘香る広大な公園にある小さな池には、よちよち歩きの人懐っこいアヒルがお出迎え。



夏雲が広がる真っ青な江戸川の土手の風景は三年前、南桜井という見知らぬ駅まで足を引きずって歩いたあのときと同じ。
いらかのような雲は全く見当たらない真夏の風景。


江戸川をひたすら100km走る柴又ウルトラマラソン。フルマラソンを走った次の週だというのに無謀にもエントリーしてしまい、調子に乗ってハイペースで走ってしまった代償は足首捻挫。
南桜井駅を目指して2キロを2時間近く足を引きずって歩いた。

最寄駅が南桜井駅というのと、大会のコースの一部があの忌々しい柴又ウルトラマラソンのコースだと知ったのはエントリーした後だった。
仲間のお付き合いで走る予定だったので感心がなかったんだよね。


春日部は大凧大会で有名らしい。クレヨンしんちゃんの方が有名かな。


大凧大会日が3日と5日なので、その中日の開催。大凧は一匹だけ上がっていて、大空を悠々と泳いでいたよ。
巨大な大凧あげを全国的に有名にしようと、平成元年に初めて開催したときの参加者は千人ほどだった。
30回目はなんと一万人以上も集うマンモス大会となった。

富士五湖ウルトラマラソン後は中3日で練習を再開し、フルマラソンの8割程度のスピードまで回復できた。
しかし、2週間も経っていないので慎重に走り切ることに徹した。

スタート時間は10時4分という中途半端な時間。理由は踏切ストップを回避させるためらしい。
踏切があるハーフマラソンで有名なんだよね。時刻表どおりに電車が通過すれば停止されることはないんだけどね(笑)
競技種目は多数あり、小学生から大人まで参加が可能。





シューズは練習用のスカイセンサー


スタート時の気温も瞬く間に上がったよ!富士五湖の日焼けで皮膚がボロボロ!
いつものゼッケンを背負って。


クレヨンしんちゃんも暑そう!


ド派手な号砲が鳴りスタート!
無理せず故障せず!を常に頭に入れて脚を運んだ。踏切は無事に通過!
気持ち追い風なのかみんなのペースが早く、江戸川に出るまで4分15秒前後で走る。閑静な住宅街を走り抜け、所々に木陰もあり走りやすかった。土手上に上がったとたん、微妙な向かい風と初夏の陽射しに炙られる。予報では南南東の追い風4mのハズなのに!


激走の川内優輝選手!



全く追い風にはならず!向かい風と土手のアップダウンでものの見事にペースが激落ち。しかも、給水を取り忘れてしまった。
呼吸は荒く、背の高い前走者を風よけにしながら、日陰が全くない長い河川敷ロードを苦しみながら走った。
ようやく16kmの標識を越えて、前方のランナーが土手を下りて行く姿を見て安堵したよ。


住宅街に降りて走ると後方から追い風の援軍が!(笑)


余力はかなりあったけど、無理して故障したくないのでタイム抜きにして脚を進めた。
数人のランナーに抜かれたが、タイムも順位も気にせず笑顔でゴールラインを越えた。



「大凧のように力強く駆け抜けた!」って文言が(笑)







ラン友さんに頂きました。


くじ引きは・・・マネージャーのゴッドハンドで!



ゴール後は体育館内にあるシャワーで汗を流したよ。100円で浴びれるが、身体が火照っていて水で十分だった。
記録証とOS1とポカリのペットボトルを貰ったが、バナナ一房持っている人がいて、貰い損ねたようだ。
一緒に走ったラン友さんとしゃぶしゃぶとカレーをガッツリ食べたよ。



大会を振り返って。
1万人を収容するには十分すぎる庄和運動公園を発着地としているので、スタートからゴールに至るまで全くストレスなく競技を終えることができた。
飲まなかったが、出走前の給水も充実していた。
トイレは各所に設けてあり、出走30分前でもそれほど並ばずに済ませた。

春日部という埼玉県のローカルな都市の開催で盛り上がらないだろうと思っていたが、沿道の声援は途切れることなくあり、初夏の陽射しを受けて走る脚に力を貰えました。
コースは大通りを走るのではなく、市道県道そして江戸川の土手道とほぼフラットなコース。気温が低ければかなり好タイムでゴールできるが、連休中は晴れの得意日。そうそう簡単には走らせてくれなかった。
三年前の悔しさに蓋をすべく、健脚で逞しくなって戻った証しをコースに残せて良かった。
無理に記録を狙うのは捨てて、無難にゴールし、次の大会に繋げられたと思う。
富士五湖ウルトラの後なので故障しないか心配だったけど、初夏の暑い陽射しの中、無難に平均キロ4’30”のペースでゴールできて良かったな。

次は多摩川と浅川を走る50km大会!
本命の黒部名水マラソンの練習走行として走ります。