第27回ぐんまマラソン


去年初めて走った第二の故郷の地、群馬県
赤城山から吹き降ろす上州の強烈な空っ風にも負けず、絶好調な健脚ぶりを見せて3時間2分で完走した。
今年は今まで完走できていなかったしまだ大井川マラソンに標準を置いたので、今回のぐんまマラソンはマネージャーを誘って伴走することにした。

中4日でスタートラインに立ったが、万全な状態で立つことはできなかった。
しまだ大井川マラソンを走った翌々日、月間距離を500km踏もうと多摩川を30kmジョギング。
往路はゆっくりなペースで芝生を気持ち良くジョギングしたが、折り返しの下り基調で気持ち良くなりハイペースに(笑)
かなりペースが上がってしまい、帰宅してシャワー浴びたら足裏の横がズキズキと痛い!それも両脚が(爆)
大会当日まで休足し痛みが引くのを待ったが、歩く時のズキズキ感が抜けていなかった。

前橋で有名なイタリアンレストラン「シャンゴ」にて夕食。
濃厚な自家製ソースに赤城の美味しい空気と水で育った豚さんの豚カツ。


この大会は群馬県特産のスペシャルなエイドがたくさんあるので、後半のエイド爆食い地点をお互いに頭の中に入れながら、完走タイムは5時間にしよう!となったのさ(笑)

2年前の大阪マラソンをラストランにしていたマネージャー。私が走るほとんどの大会には応援として見守っていたが、さすがにゴールするランナー達を眺めていたら、また走りたい気持ちが蘇ったのかな。
42.195kmを走り終わったあの感動は、ランナーでないと味わえないしね。
4時間切りのサブフォーを目指していた彼女だが、度重なる故障により、医師からマラソンに向いていない脚と診断されてしまった。
確かに走っているフォームを見ると、右脚が大きく外にぐるりんって回旋していた。
ラストランから2年。短い距離を緩くジョギングしていた程度の練習内容だったが、無事に5時間で完走できるか心配だったのは否定しない。
ストライドを狭くして外回旋を極力抑えながらも、ピッチを稼ぐ走り方で、楽しく5時間で完走して欲しいと願ったよ。


空っ風で有名な大会だが、会場に到着したらそよ風が吹いていて暖かったよ。



ガチで走らないファンラン!こんなにスタートが緊張しない大会は初めてだぜ(笑)
ゆっくりゆっくりと脚を運んで距離を踏む。



給水もこまめに摂ってねー。
って、もうトイレ休憩(爆)
沿道の応援にも笑顔で応えて、ハーフの折り返しは2時間14分。中々良いペース!
この先、お楽しみのエイドが3箇所あるから、このペースで走れば5時間は切れるかな。
自分の脚も少しずつズキズキし始めたし。



最初のエイドで休憩!小麦粉系は口の中にへばりつくから厄介だな(笑)


雲一つない真っ青な青空!




私設エイドもかなり充実してる。たくさん頂きました。ありがとう!



30km近くの跨線橋からは、遠くに見える上州の山の稜線が美しかった。


群馬トヨタの私設エイドには大学芋がっ。


33km地点のエイドステーションには、登利平の唐揚げ、フルーツゼリーをお腹一杯になるまで詰め込んだよ。


39kmのラストエイド!
普通はこの地点にエイドはないけどな(笑)
よもぎ饅頭、旅がらす、あられも食べちゃいました!
一体なんの大会なんだか分からん。

時計を見るとグロスで5時間切れそうだったから、マネージャーにラストスパートしろ!って激を飛ばしてゴール!!


今日の大会に相応しい、薄いブルーのガラス製のメダル!素敵!!


なんとか目標タイムは切れたよ。


暖かいおっきりこみうどんのおもてなし。



5時間コースにいた汗は伊香保の石段の湯で流したよ。


最後のエイドは「寿屋」にて。
変わらぬこだわりの美味しいお饅頭。
大量生産できない、手作りならではの優しいお味がしたよ。


大会を振り返って。
珍しく無風に終わったぐんまマラソン。気温が少し高かったようだけど、こんなに気持ち良く完走できたのは久しぶりだよ。
5時間もコース上にいたなんて思えない、時間が経つのが早く感じた素晴らしく楽しい大会だった。

マネージャーは2年振りのフルマラソンとなったが、ゴール後は何処にも痛みや不具合もなく、始終、笑顔でいてくれたから安心したよ。最後のダッシュは苦しそうだったけど(笑)
それにしても良くしゃべる!沿道の声援にも最後までしっかりと応える姿勢は素晴らしいね。
トイレは3回も行ったけど、たくさん飲んでたくさん食べたし仕方ないか!4回目は5時間切りが厳しいから却下させたが。

私の方はというと・・・。痛い。痛い!!かなり痛かったゴールになりました(笑)