第4回前橋・渋川シティマラソン

去年も走った恐怖(強風)の前渋。
強風は吹かないと願い今年も懲りもせずに参加。








爆食い静岡マラソン後は足の裏の痛みもなくなり、30km走練習を何度も軽くこなせるほど回復した。
今年のソメイヨシノの開花は早かったが、寒い日が長い期間続いたために満開日が遅くなり、4月第一週を過ぎても見頃の日が続いたよ。
多摩川水系の川沿いに咲く桜も満開日が長く続き、素敵な日本の春を感じながら走るので、日々の疲労が蓄積されずに普段以上に距離を伸ばせた。
早朝の誰もいないお花見ランランは気持ち良い!








野川の桜のライトアップは4月12日とかなり遅く開催された。



30km走を1週間に4回も走った後、バドミントンの練習でついに右脚の脹脛を痛め、着地時に痛みが出てしまうシンスプリントのような症状が長く続いてしまった。
大会前の週には殆ど走らず、前々日にアスリート界隈で有名な鍼治療院にて施術して貰い、まだふくらはぎの突っ張り感は癒えなかったが、前橋へ出発することに決めたよ。



夜食は、群馬県では有名な老舗イタリアンレストラン「シャンゴ」にて。





特製ミートソースに揚げたての豚カツがついたオリジナルパスタ!




ノーマルなのも美味しかったよ!


当然、デザートも食べたぜ(笑)


明日の天気は去年と同じく快晴!
去年と異なるところは、猛烈に北風が吹く!!
去年は暖かい南風が猛烈に吹いたな!!
給水所の紙コップが散乱して修羅場だった記憶が。
シャンゴの窓の外の木々も激しく揺れてるぜ(笑)
途中で痛みが増幅するようなら即リタイヤすると決めたよ。


会場にほど近いマーキュリーホテルは宿泊費も安く部屋もお風呂も広い!
ネット環境がWi-Fiでないことが非常に残念だけど、また何度も利用したいホテルだ。
スタート時間が8時!と早いので、朝4時に起床。
朝食はいつものガッツリ甘い甘い系ではなく、非常に普通の食事にしたよ。
走る前に糖分を多量に摂取すると良くないらしい。。。今さらかっ!

全体の参加人数は6600人で、他の大会と比較して半分ほど!
しかし、陸連公認コースで記録証も発行される、すさまじくシリアスなランナーが集う大会。
脚の状態が良ければ強風でもガチで記録狙いだが、最近の大会はガチより食いに走っている(笑)
コースマップのエイドを確認し、いちご→いちご→湯の花饅頭→味噌饅頭と食い倒れする計画だ。

地味な開会式。
舌を噛みそうで噛まないアナウンスが面白かったぞ。



立派な県庁ビル。周辺には高い建物は一切なし。県庁ビルが無ければデンマークのような風景だよね。



県庁所在地なのに高崎よりも栄えていませんから。
透きとおった青空からは冷たい北風が吹き降ろす。この地特有の赤城おろしってやつか。
渋川までの折り返しは地獄だね。


シューズは無難にスカイセンサー26.0cmにしたよ。


インソールを入れて靴紐を緩めにした。
前回の静岡は足指の痛みだったが、今回は脹脛の痛みで万全な状態でスタートラインに立てない悔しさ。
脹脛を労わりながらなんとか完走したい思いだった。


トイレは少ない人数のお蔭で混雑しておらず、すっきりドカンと出せたぜ。
出走前のマッサージも!



人数が少ないから、ほとんど待たずに施術して貰ったよ。
右脚の不具合を指摘された。毎度のことだからな。でもかなり心配されてしまったよ。ありがとう。

いよいよスタート時間が迫り、マネージャー様に脱いだジャージを渡しスタートラインに並ぶ。



陸連登録組ゼッケンでスタート!




去年も走ったことがあるので、コースの状況も景色も記憶に残っている。
渋川市役所前の折り返し26.8kmまでは上り基調。強烈な向かい風に耐えた後の美味しい追い風&下り坂を楽しもう!
恐る恐る脚を前に運び、脹脛に力を入れないように太腿で地面を蹴り続けた。
幸いなことに、治療の甲斐があってか脹脛の痛みは皆無。強烈な向かい風を受けながら順調にラップタイムを刻む。

新坂東橋を渡ると、ありえないほどの強風で身体が持って行かれそうになった。


ペースはキロ5分を越えないようにするのがやっと。脚の痛みはないが、憎らしいほどの強烈な向かい風に難儀する。


単調な利根川沿いを走り、去年は強烈に臭った田舎の香水は漂わなかったよ。
20kmを1時間34分で通過し、渋川駅を越えれば待ちに待ったいちごエイド!




お腹に詰め込むだけ詰め込んで、顎が上がった状態で下り坂を駆け降りた。
4kmくらい走った次のエイドは湯の花饅頭!




美味しかったけど喉に詰まって飲みこむのに苦労した。
暖かい麦茶で流し込んだよ。



たくさん食べてお腹が膨れたカメ泳ぎ(笑)




群馬県を代表する美味しい食べ物をたらふく食って、強烈な追い風を背中に受けて気持ち良くゴールを目指す。






最後のエイドは40.1kmにある焼き饅頭!





カメ泳ぎポーズでゴール!!



ゴールテープがあるんだけど、前のランナーに切られてしまったよ。



ゴールで待っていたマネージャー様の連写!
痛み無く無事にゴール出来ました!







今年もやっぱり強風だったな!!



豚汁が美味しかった!



完走証の裏には!!




マンホールにはこれから見頃を迎える薔薇が。
敷島公園の薔薇苑は全国的にも有名。薔薇は前橋市の花となっている。


湯の花饅頭のエイドステーションとなっていた「天然温泉スカイテルメ渋川」で汗を流す。
眼下には雄大に流れる利根川、真っ青な空と水沢山のコラボが楽しめたよ。

昼食は親戚の伯父さんが経営している水沢うどん「水香苑」にて。
伊香保温泉へ行く途中には今年も素晴らしい景色が広がっていた。






昭和天皇・皇后献上銘菓「寿屋」で湯の花饅頭やら水羊羹やらをたくさんご馳走になったよ。
伯母ちゃん、また来るから元気でいて下さいね。


夜食は子供たちとココイチのカレーで。




エントリー費は6000円と安く、都心からもアクセスしやすく、しかも公認コースで公認大会。
エイドにはいちご・焼き饅頭・湯の花饅頭が!
こんな素晴らしい大会だが、フルマラソンのエントリー数は2206人と少ない。
人数が少ないのでスタートまでの混雑は皆無。トイレはゆっくり入ることができるし、荷物の預け等も非常にスムーズ。ストレスフリーでスタートラインに並べる。

26.8kmの折り返し地点まで徐々にきつくなる上り坂が続き、しかも追い打ちをかけるように強い向かい風が走る気力を失わせた。少しの向かい風なら普段の練習で対処可能だが、尋常にない未経験な向かい風だからね。この大会が不人気な理由なのかな。マラソン日和でない4月に開催されるから、殆どのランナーは秋冬の大会で消耗しているし。
コースも退屈な利根川沿いを走り、沿道の声援はメイン通り以外には聞こえない。
スタート時間は8時と通常の大会よりも1時間も早い。
再び懲りずにエントリーした理由は、親戚がいるので顔見せ・・・というのもあるが、4月という春うららな時期に開催され、雄大な赤城・春名山麓をバックに流れる新緑の利根川、都心では見収めとなった桜並木等、食べて良し観て良し走って良しのこの大会、また来年も走りたくなったよ(爆)


走行記録

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