第18回ハイテクハーフマラソン 〜地雷ではなく花をください〜

新年の一発目はハーフマラソン


珍しい名前の大会だなって思ったら、谷川真理ハーフマラソンが名を変えた大会だった。

〜地雷ではなく花をください〜


素晴らしいコンセプトを持った大会。このような大会が多く開催されることを強く望む。もちろん寄付しました。

今季2回目のハーフマラソンのコースは、またまた荒川サイクリングロードの折り返し。
荒川のサイクリングロードは多摩川よりも倍以上広く走りやすいが、多摩川と同様に土手下から土手上へと上がる箇所がある。どの辺りで上り坂が出現するのか楽しみだった。


ウェーブスタートで上流コースと下流コースに分かれる。記録が狙える陸連公認コースだから参加人数が多くレベルも高い大会だ。ウェーブスタートだけでなく、コースも二手に分かれた設定になっているが、この季節は北西の風が強く吹くので、欲を出せば上流コースで走りたい。疲れた脚に鞭を打つような追い風と、それに伴う若干の下り基調で後半はペースダウンすることもないでしょう。
心配していたが、郵送されたゼッケンには上流と書いてあった!




正月休みの爆食いで一気に体重が増えてしまい、ハーフマラソンの練習などとてもすることができず、ゆるいジョギングを何度も繰り返し、ようやく身体が軽く感じ始めた大会当日。
天気予報どおり雨は降らなかったが、冷たい北風が吹き、体感温度は0度のような寒々とした荒川の会場に到着。
息は真っ白!




とりあえず、ダウンを脱がないで5分程度アップして体温を上げる。スタート位置がとても混んでいて、ダウンを着たまま整列に入り、スタート5分前になったところで脱ぎ始めた(笑)


今日の目標タイムは90分で帰るようにする!って、付き添いのマネージャー様に脱いだ物を渡して愚痴ったよ。寒いからな!

号砲が鳴りスタート!
すぐに隊列がばらけて自分のペースで走れた。
呼吸も脚も楽で1kmラップは4分2秒!
ちょっと早すぎる気がしたが、そんなに苦しくなかったからこのペースで折り返し地点まで走ることにした。



寒い寒い!!鼻も耳もちぎれるような寒さだったけど、早朝の多摩川練習で身体が慣れていたのか、冷たい向かい風をも全く苦にせずに着々とラップを重ねる。





土手下を延々と走っているので、どの辺りで上り坂が現れるのか心配だったけど、約9km地点を越えたあたりで上り坂が見えたから、呼吸を落ち着かせるためにペースダウンさせた。
ペースをかなり落としたので数人のランナーに抜かれたが、最後の下りで抜き返そうと体力を温存して折り返し地点まで走る。ラップタイムも4分22秒まで落ちた。
土手上から土手下へ下った先に折り返し地点があり、当然だがまた土手上へと上る坂道を走らなければならない。
2箇所もあったよ!
呼吸が苦しくなりながらもなんとか坂道を上り、徐々に呼吸を整えて最後の下り坂でスパートさせた。
追い風と下り基調のお蔭でラップタイムは3分50秒に!




抜かれたランナーを次々と抜き去り、目標タイムの85分切りが見えた18km過ぎは呼吸がかなり荒くなった。





徐々にペースを落とし、ラスト1kmをジョグでゴールする予定だったが、電光掲示板に出されたタイムを見て焦ったよ。
スタート時のロスタイムを計算に入れていなかった(笑)
10秒ほどの差があった記憶が。。。
慌ててゴール手前100m位で猛ダッシュ!!
マネージャーのキャンキャン声が聞こえてゴールラインに飛び込んだ!




記録は・・・



2秒オーバーしてたよ(涙)
ネットタイムでは84分台だから良しとしよう!



走行記録

https://go-wellness.epson.com/neo-run/user/view/shareWorkout.html?shareId=801071020101344100000000000

完走後の温かいお手拭がとっても嬉しかったよ。
いつもの練習コースも復路は追い風と下り基調のコースだから、ネガティブスピリットで練習を終えていた。
そのコースに慣れていたので、今回も復路は往路よりも早いペースでゴールできたよ。

すぐにダウンを羽織って、歩いて10分程度のところにある銭湯へ向かう。


大会がある日はお昼前から営業しているとのこと。
44度というとても熱い湯船に浸かり、身体の芯から温まったよ。


ランチは赤羽駅のすぐそばにあるインド料理店で♪
疲労回復にはインド料理!食後のラッシーがとても美味しい!



大会を振り返って。
3度目の荒川河川敷のハーフマラソンは85分という好記録で終わった。
初めて走った一昨年の12月の足立フレンドリーも極寒だったが、身体が強くなったのか寒さによる体力消耗は感じられなかった。今までの練習の成果が発揮できた結果かな。
フルマラソンでのベストが2時間56分の記録であれば、逆算するとハーフマラソンのベストタイムは83分前後になるが、どうもハーフマラソンは調整不足というか、ハーフマラソンに特化した練習が嫌いなのかタイムはそれほど早くない。
年明け早々にガチでペースランをするほどの気力もなく、体重もお正月モードだったにもかかわらず85分でゴールできたのには驚いた。
逆に、それほど追い込むような練習もせずに体重も気にしなくても良いという結果なのかな。
大会の運営に関しては、ランネットの大会レポート記載のとおり。スタートからゴール後に至るまで全くストレスフリーだった。荷物の預けについては、預けていないので批評しようがない。荷物の預けも着替えのための更衣室利用も自己責任。エントリー費を支払っているのだから、ランナーが完璧に満足のいくようにやれという考えは如何なものか。大会を運営して頂き走れていることに感謝するようにしたい。