熊本城マラソン2016

仲良くしてもらったランニング仲間が故郷へ帰ってしまい、彼の故郷である熊本城マラソンにエントリーした。
初めての九州遠征。エントリーした時は絶好調だったけれど、急性胃腸炎の影響で練習不足な上、勝田マラソンを完走したのは良かったが、その後は筋肉痛が酷く、お散歩はしたけれど5日間も完全休養した。
その後は順調に走れて、30km走は2回も練習できたよ。
シューズは勝負シューズのターサーでなく、長距離でも脚に負担がない練習用のスカイセンサーを選択。
目標タイムは30km2時間15分台とした。
1km4分30秒の30kmペース走だ。残り12kmは惰性で走ることにしたよ。

マネージャーも彼とお友達なので、観光も兼ねて2人で熊本を楽しんだよ。
空港でお迎えして貰い、有名な美味しい熊本ラーメンを3人で仲良く食べたよ。
本場の熊本ラーメン、こってり濃厚で美味しかったよ!


熊本城の見学と事前受付へ〜。
日本三大名城。その荘厳さは他の名城を圧倒する力強さがある。
武者返しの石垣だけでなく、数多くの櫓を備え、敵の侵入を全く寄せ付けない鉄壁の守りは素晴らしい。


ソフトクリームは濃厚で美味しかったよ。


受付会場で申告タイムは控えめな4時間に。


夕方からは、鹿児島から来たラン友さんと4人で前夜祭。
やっぱりビール飲んじゃいました!
当然、馬刺し馬肉でしょ!
全てが絶品で美味しかった!!



翌日の天気は絶好のマラソン日和。東京の朝よりは寒い。
スタート会場へはランナー以外入場できず、30分間も冷たい北風を受けながら寒さを凌いだよ。

ようやくスタート!


追い風を受けて序盤のペースが早かった。
4分20秒台のラップを刻むけれど、跨線橋やら陸橋やらアップダウンが多く、しかも時々強烈な向かい風が吹きつけてペースダウン。
10kmを45分31秒で通過。スタート時の混雑を差っ引けば上出来だぜ。

徐々に閑静な街並みが目に入り、中間点を通過したタイムは1時間34分57秒。
歴史ある古い街並みと情熱的な応援で、強烈な向かい風でも笑みが溢れ出てくる。
こんなに熱い応援は初めてだぜ!
応援してる人、長時間も疲れないのかな?ありがとうありがとう!!
順調に目標のラップタイムを刻めたよ!


25km過ぎからは西へと向かうコースになり、猛烈な向かい風と格闘!
なんとかペースを少し落としただけで折り返し地点に辿り着き、ここからは追い風!逆にペースアップさせて、30km地点へと突っ走る!


目標としていた30km走のタイムは2時間13分34秒。1分以上も早く走れたから、欲を出してこのペースで40km走をすることにしたよ。
後半の厳しいアップダウンも苦にせずに、ハムストリングスに力を込めて目標ラップを刻む。


ついに40km地点通過。
タイムはなんと2時間57分49秒!若干目標ペースから落ちたけど、ベストタイムではないが、勝田全国マラソン疲労からよくぞ復活できたと自分を褒めてあげたい。


熊本城が見える残り2kmは、沿道の声援に応えるよう、少しペースを落とし投げキッス(笑)


ゴールまでのキツイ上り坂を走りながらも投げキッス(爆)


マネージャー発見!!
かっちゃん!頑張れー!!のキャンキャン声援にも投げキッス(嘘)


こんなに楽しくって疲れなかったマラソン大会は初めてだぜ!


走行記録

https://go-wellness.epson.com/neo-run/user/view/shareWorkout.html?shareId=222061022626709000000000000


楽しかった熊本城を後にして、温泉に入りいつものスウィーツタイム!
アップルパイで有名なお店でした。
探し回った甲斐があったよ!


夜食は空港内のレストランでマネージャーさんと乾杯!


大会を振り返って。
こんなに素晴らしい大会は初めて。
沿道の応援は尽きることなく、火の国熊本のような熱い声援を常に浴びて完走できたよ。
スタート時間が早いのがネックかな。
景品もTシャツ、メダル、タオルの3つだけでなく、甘ーい熊本名産のドーナツ棒!
エイドは特産品の食べ物が多量に陳列されていた。
完走記録証の専用ケースには驚いた!
制限時間も長いので、初めてフルマラソンを走りたい人にはうってつけの大会。
抽選だけど、地方からの応募者は当選する確率は高いみたい。


この大会から2か月もしないうちに激震が襲った。
今でも毎日余震が続いている。
熱い声援を送って頂いた方々の中にも、甚大な被害を受けた方がいるに違いない。
一刻も早く復興・復旧がなされ、走らせてもらった熊本の地に幸が訪れることを祈って止まない。